ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

B&W CDM1修理

2021年08月31日 | オーディオ
とうとうやってしまいました・・・
飲んだら入札するな!入札するなら飲むな!
朝、オークションの結果を見たらびっくり価格で落札しておりました。
これ。

一応新品では10万オーバーの高級スピーカーですが、約30年近く前の古~~い物で、しかもツイーターから音の出ないジャンク品。
そんなガラクタを自動入札で新品の半額近くで落札しているとは・・・
たとえ正常品でもこの価格は無いわ。。。
おそらく2万円ぐらい間違って入れてたんですね。
あああ・・・・・飲んで入札失敗したのは2回目です。
酔っ払って気が大きくなってつぎ込むパターンと違って、今回は計算が出来なかったみたいです。
逆に言うと、皆さん酔っ払ったぐらいの時間帯に終了時間を設定するのも手かと・・・
でもまぁこの価格まで争った人が居るという事はそれだけ価値が有ると言うことなんです。

落札したのは英国B&W社 CDM1です。
車にたとえると20年落ちのジャガーXタイプの故障車
買い物車選びがここまで来ました!
さてどうする?
とりえずツイーターを分解してみると流体磁性という磁性体の油が固着していましたので、アメリカに流体磁性を発注しました。

まずはツイーターを外して

引っ張るだけでぱっこり割れます。

古い磁性流体を取り除くのが一番大変。
パーツクリーナーも駆使して綺麗にします。
届いたのが醤油みたいな油。こんだけ~~?と叫んでしまうぐらい少量です。
刺身に付いてる醤油の1/10ぐらいの物が、結構大きい箱でアメリカから届いたのでびっくり。
さすがAmazon!

ツイーターの分解は簡単なので、古いCDM1をお持ちの皆さんは是非交換してみて下さい。お勧めです。
修理後の音はさすがに素晴らしい! 流体磁性を入れる前と後では全然違います!!
この個体は完全に固着していましたが、中途半端に固着した状態でも音に影響は有ると思います。

初めて「音の解像度」という物を実感しました。
音のバランスもパンチ力も素晴らしい。
このスピーカーが「B&W」というメーカーにのめり込むきっかけとなったのであります・・・

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