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短編:想いのメモリ<18>葛藤から解放へ動物大好き

2021-07-18 13:33:49 | 短編小説:想いのメモリシリーズ


首都圏へ○○○○年に高校を卒業後にボクは自身の肖像画を描いていた。
この頃には、たぶん無意識に肖像画は自分自身を表されたのだと思います。
何を考えてもメモリがないがないが何かに葛藤しているように感じてた。
何も考えず行動する事で周りの人から「何を考えているのかわからない」ってよく言われた。
ボク自身もよく解からなかった。
高校の仲間の同級生とボクは大学受験をしてたのだがボクは全ての受験で白紙提出で終わらせた。
担任の先生から教員室に呼ばれ何故白紙で受験したんだ?と言われた。
受験した大学からの連絡があった様だった。
ボクは最初は答える事をしなかった。
仲間がみんな大学へ行くからという事に葛藤と疑問を持ったからだ。
担任の先生は他の生徒達は受験をして不合格で代々木ゼミナールに通うんだぞと言われた。
ボクはボクのままでありたいと思っていた事を伝えると何か目的があるのかと言われた。
ボクにとっては絵を描く事で就職がしたいと答えると担任の先生は黙ってボクは教員室を出た。
仲間達といると孤独感が強くなっていくが仲間達はいつも通りに接してくる。
この時期には葛藤と疑問でかなり辛かった記憶がある。
しかし原宿にある専門学校へ入学しイラストレーション科へ入る事が出来た。
その後には担任の先生から連絡があり自分の現在を伝えると安堵し理解した様子だった。

専門学校の入学式前から上野動物園に週に3、4回は行っていたと思う。
動物が好きで、幼い頃には「パンダ」を観に何度も行って動物園の隅から隅まで回り知ってた。
多くの動物のデッサンを毎回スケッチブックに描いていると、動物園内で家族連れのお客さんがボクの周りを囲んでた。
そのデッサン欲しいって言う子供達もいて持ってたスケッチブックに描いた絵を無料で渡していた。
スケッチブックの枚数はいつも半分くらいになっていた。
観てる家族にはデッザンを渡すと、少ないけどって「千円」貰った事もあった。
この時、名前も知らない他人によって孤独感や葛藤から解放されたような気がした。
入学式後は竹下通りに行く事が多くなり外国人の留学生の多くの女性達と新たな出逢いもあった。
アニメーション学院や芸術短期大学の外国人の留学生達であった。
この頃は英語で話す事があり交流していた事もありアプローチされた事もあったが交際する気持ちはなかった。
新たな環境の中での多くの出会いがあった事で人は結びついて生きている事を考えるようになりボクは絵を描く事に没頭していた。
過去を振り返れば年齢もちかい留学生であったので交際しても良かったのかもしれないと思う事もある。
まことに面白い想いの出来事の記憶。


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