・「最低限は絶対に必要」な費用(生活費、住居費、通院費、保険料)は、前回ブログの年間に必要額に70歳から寿命までの年数を掛ければ簡単に算出できます。
・問題は、寿命をどのように考えるかです。実際の寿命は神のみぞ知るところですから。一つの方法として、「同年齢10人がある人数になるまで自分も生きる」として寿命を決めることです。
・日本の将来推計人口(平成29年推計 国立社会保障・人口問題研究所)の死亡率を使って2030年に70歳10人が5~1人になる年齢を計算すると次のようになります。
男性:5人(87歳)、4人(89歳)、3人(91歳)、2人(94歳)、1人(97歳)
女性:5人(92歳)、4人(94歳)、3人(96歳)、2人(98歳)、1人(101歳)
・この結果を使って自分は何歳まで生きるかを「想定」します。たとえば10人が3人になる年齢まで自分も生きるとすれば、男性では寿命は91歳、女性では96歳が寿命となります。
・この想定の場合、「最低限は絶対に必要」な費用は次のようになります。
男性:70~91歳 約2,600万円【120万円×(91-69)年)】
女性:70~96歳 約3,200万円【117万円×(96-69)年】
夫婦:夫70~91歳、妻70~96歳 約4,800万円【193万円×(91‐69)年+117万円×(96-91)年】
・「想定」によって高齢期に必要な「最低限は絶対に必要」な費用は大きく違います。しかし現役時代に必要な貯蓄額を見積もるうえではできるだけ長生きするとして貯蓄をしたほうが安心です。そうかといってギネスに載るような年齢ではやりすぎという感があります。結局、自分が納得または受け入れることのできる想定をすることが最善の方法だと思います。
・問題は、寿命をどのように考えるかです。実際の寿命は神のみぞ知るところですから。一つの方法として、「同年齢10人がある人数になるまで自分も生きる」として寿命を決めることです。
・日本の将来推計人口(平成29年推計 国立社会保障・人口問題研究所)の死亡率を使って2030年に70歳10人が5~1人になる年齢を計算すると次のようになります。
男性:5人(87歳)、4人(89歳)、3人(91歳)、2人(94歳)、1人(97歳)
女性:5人(92歳)、4人(94歳)、3人(96歳)、2人(98歳)、1人(101歳)
・この結果を使って自分は何歳まで生きるかを「想定」します。たとえば10人が3人になる年齢まで自分も生きるとすれば、男性では寿命は91歳、女性では96歳が寿命となります。
・この想定の場合、「最低限は絶対に必要」な費用は次のようになります。
男性:70~91歳 約2,600万円【120万円×(91-69)年)】
女性:70~96歳 約3,200万円【117万円×(96-69)年】
夫婦:夫70~91歳、妻70~96歳 約4,800万円【193万円×(91‐69)年+117万円×(96-91)年】
・「想定」によって高齢期に必要な「最低限は絶対に必要」な費用は大きく違います。しかし現役時代に必要な貯蓄額を見積もるうえではできるだけ長生きするとして貯蓄をしたほうが安心です。そうかといってギネスに載るような年齢ではやりすぎという感があります。結局、自分が納得または受け入れることのできる想定をすることが最善の方法だと思います。
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