・11月29日付の読売新聞の1面に、政府の全世代型社会保障検討会で75歳以上の外来診療の窓口負担を1割から2割に引き上げることが検討されているとの記事がありました。
・65歳上では7割の方が継続的に医療を受けていますので多くの方が影響を受けることになります。しかし、高齢者の医療費は現役世代の医療保険費などで賄われているのが現状ですから、世代間の公平性からみて止むを得ないことだと思います。
・以前のブログに投稿したように2030年頃には3割負担になったとしても、その頃の現役世代の負担は現在の負担よりも重くなります。
・この社会保障の問題は、世代間の負担のあり方を問うもので、高齢者の負担の側面と同じかそれ以上に現役世代の負担をどこまで受け入れてもらうかです。
・国会議員の頭の中は、季節外れの桜が咲いているようです。社会保障の国民の負担、産業発展、国防などの重要課題を議論することのできる国会議員を選ぶのは我々の責任だと痛感します。