高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その50)

2013年06月30日 | 老後と住まい
前回の回答。正しい。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、2001年に制定された「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」が2011年に改正されてスタートした比較的新しい制度です。それまでは、高齢者住まい法では、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)の3つの賃貸住宅の制度がありましたが、改正でこの3つは廃止となりました。ただし、地方公共団体による高優賃は残っています。
「サ高住」の制度は、住宅の規模・構造とサービス提供の基準をクリアした住宅を都道府に登録する制度です。
国は「サ高住」の供給促進を目指していて、サ高住の事業者は様々な支援策を受けることができます。(続く)
ここで昨年の問題(1級)です。「2011年に高齢者住まい法が改正され、ケアハウスや養護老人ホーム、高齢者向けの賃貸住宅などを一括して、「サービス付き高齢者向け住宅」と呼称する登録制度が始まった。」正しいか誤りか?回答は次回。
投稿者のホームページもご覧ください。本日更新しました。(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その49)

2013年06月29日 | 老後と住まい
前回の回答。誤り。一般型では介護サービスも有料老人ホームの職員が提供する。
有料老人ホームとよく似た施設として、サービス付き高齢者向け住宅があります。サ高住とも略称されます。サ高住は、60歳以上の者、または要介護認定・要支援認定を受けた方を対象とした「賃貸住宅」等のことでバリアフリーなどが施されており、最低でも安否確認、生活相談が行われます。
サ高住は、「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の第5条で「サービス付き高齢者向け住宅事業にかかる賃貸住宅又は有料老人ホーム(以下「サービス付き高齢者向け住宅」という)」とされています。
一方、有料老人ホームは、このシリーズの45で書いたように「老人福祉法」第29条で規定されていて、「老人を入居させ、入浴、排せつ若しくは食事の介護、食事の提供又はその他の日常生活上必要な便宜の供与をする事業を行う施設」となっています。
投稿者は法律の門外漢ですので、正しくないかもしれませんが、サ高住も介護などを提供するものは有料老人ホームとしての扱いを受けることになります。
なんだか入り組んだ制度のように見えますが、老人福祉法の施行規則は厚生労働省が、高齢者住まい法の施行規則は国土交通省が所管しているところを見ると、さもありなんということでしょうか。(続く)
ここで昨年の問題(1級)です。「「サービス付き高齢者向け住宅」とは、単身や夫婦のみの高齢者世帯が安心して住まえる賃貸住宅等のことで、ケアの専門家による状況把握や生活相談などのサービスが付いている。入居対象者は60歳以上の者、または要介護もしくは要支援認定を受けたものである。」正しいか誤りか?回答は次回。
投稿者のホームページもご覧ください(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その48)

2013年06月28日 | 老後と住まい
前回の回答。正しい。
(有料老人ホーム続き)有料老人ホームに3タイプあり。健康型は前々回、住宅型は前回、投稿しました。もう一つの介護付有料老人ホームはさらに2つのタイプに分けられます。「一般型特定施設入居者生活介護」と「外部サービス利用型特定施設入居者生活介護」とです。
「一般型」と「外部サービス型」の違いは、一般型では介護サービスをホームの職員が提供するのに対して、外部サービス型では委託先の介護サービス事業所が提供することの違いです。その他はほぼ同じで、介護が必要になってもホームが提供する特定施設入居者生活介護を利用しながらホームで生活を継続することができます。特定施設入居者生活介護の指定を受けていないホームについては「介護付」と表示できないことになっています。老人ホーム選びの一つの目安になると思います。
ここで昨年の問題(1級)です。「介護付有料老人ホームの一般型特定施設入居者生活介護は、有料老人ホームの職員が安否確認や計画作成等を作成し、介護サービスは委託先の介護サービス事業所が提供する。」正しいか誤りか?回答は次回。
投稿者のホームページもご覧ください(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その47)

2013年06月27日 | 老後と住まい
第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その47)(2013年6月27日)
前回の回答。正しい。
(有料老人ホームの続き)有料老人ホーム3タイプのなかの「住宅型」は生活支援等のサービスが付いた高齢者向けの施設で、介護が必要となった場合は、入居者自身の選択により、地域の訪問介護等の介護サービスを利用しながら、入居している有料老人ホームの居室での生活を継続することが可能です。介護保険制度の特定施設入居者生活介護の指定を受けられるのは介護付き有料老人ホームだけのため、2000年から2006年にかけて開設された有料老人ホームの大半は介護付きでしたが、特定施設入居者生活介護の指定に一定の制限を設ける自治体が増えたため、2007年以降は「住宅型」が増えています。
ここで昨年の問題(1級)です。「介護付有料老人ホームは、介護居室が13㎡以上という基準が定められているが、施設数が急増し、ホーム間での競争が顕在化するなかで、平均居室面積は徐々に拡大する傾向にある。民間調査会社の調べなどでは、最多面積の平均値は18㎡前後で推移している。」正しいか誤りか?回答は次回。
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第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その46)

2013年06月26日 | 老後と住まい
前回の回答。誤り。外部の訪問介護等を利用して生活を継続できるのは「住宅型」。
「健康型」は、食事等のサービスが付いた高齢者向けの施設で、マンションのような住宅とは区別されます(施設と住宅の違いはこのシリーズの38を参照してください)。「健康型」は、介護が必要となった場合は契約を解除して退去しなければなりません。介護保険制度の「特定施設入居者生活介護」の指定を受けていないホームは、広告、パンフレットに「介護付き」とか「ケア付き」といった表示をしてはいけないことになっています。有料老人ホーム探しの参考にしてください。(続く)
ここで昨年の問題(1級)です。「介護保険の居住系サービスである特定施設入居者生活介護は、有料老人ホーム、軽費老人ホーム、養護老人ホーム、一定の要件を満たしたサービス付き高齢者向け住宅に入居している要支援・要介護に対して、サービス内容等を定めた計画に基づいて提供される。」正しいか誤りか?回答は次回。
投稿者のホームページもご覧ください(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )