高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢期の住み替えのタイミング

2015年09月12日 | 老後と住まい
高齢期の住み替えのタイミングは大きく分けて、自立して生活できるのに早めに住み替えるケースと、助けを借りないと生活できないが家族の事情など介護上の理由で住み替えるケースが考えられます。早めの住み替えは自分の意思だと思いますが、介護上の理由による住み替えは家族の意思が多いと思われます。
内閣府の60歳以上の男女を対象とした調査によると、資金の問題を考えないとすると、住み替えで重視するのは、バリアフリー、移動・買い物の利便性、医療・介護の順になっています。
気になるのは移動・買い物の利便性を理由に早いうちに住み替えた場合、将来の介助や介護が必要になった時のことです。買い物や・移動が難しくなってきたときの対応をどう考えるのでしょうが。勿論、その時にはもう一度住み替えるということも考えられますが、資金のことも考えておく必要があると思います。
シニアライフ情報センターが平成20年に行った調査では、住み替えの時期について、「自分で判断・行動できる元気なうちに」と回答する人の割合が最も多く、「一人暮らしになったら」が続きます。だた、この調査対象は同センターの会員などを中心に行われており、調査対象が偏っている可能性もあります。(続く)
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )


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