高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その16)

2013年05月27日 | 老後と住まい
老年症候群をご存知ですか。高齢者の80%は元気ですが、それでも身体の機能が低下しているため、一度病気になると別の病気にもなりがちです。症候「群」といわれるように一つの臓器の症状や疾患ではなく、多くの体の器官が関連する病気で、複数の原因が重なっています。例えば褥瘡(じょくそう)。床ずれのことです。褥瘡は体の骨ばった部分が長い時間押されると皮膚の組織が死んでしまう状態のことで、高齢者では1割近い人が褥瘡になるといわれています。高齢者がなりやすいのは、皮膚が薄くなって傷つきやすい、痛みを感じにくくなり痛みを避ける反応が鈍くなる、その他いくつかの高齢者特有の原因が重なるからです。(詳しくは2級テキスト80頁)また、背中が丸くなって、容姿が悪いという理由から外に出なくなり体力を低下させるといいうこともあります。その結果、関節の伸びが悪い、歩く速さが遅い、歩幅が狭い、すり足で歩くなり、小さな段差でもつまずき易くなります。つまづいて転倒すると骨折し、最悪の場合寝たきりになります。
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