長崎県のハウステンボスの近くにある、
片島魚雷発射試験場跡のはなし。
昨日は試験場跡までの道中の話でしたが、
今日からは実際の遺構の話にいきたいと思います。
ひなびた漁村を抜けるとその先が片島です。
こんもりと木が茂る高さ50m位の小さな島ですが、
なんとなしに神聖な雰囲気も感じられ、
かつて陸続きでなかった時は風光明媚な場所だったんではないかと思います。
もとから島だったと思われる敷地に入ると、
入り江に突き出した堤防に残る塔のような遺構が目に入ります。
島内は特に整備されている訳でもありませんが、
手入れは行き届いているので、容易く施設跡へ近づく事ができます。
海岸には松が育っていて、
松越しにみる遺構もまた風情があります。
かつて付近の住民すら知らなかったとう極秘の軍事基地だったとは、
とても想像しがたい和みきった光景です。
漁港の小さな湾越しに対岸を見ると、せり出した崖の海岸線に鳥居がみえます。
いわくありげな岩窟神社は海神神社。
元禄時代、筑前藩主が大村湾を渡っていた時に嵐にあい、
無事を海神様にお祈りしたところ、無事渡る事が出来た事から創建された、
八大竜王をまつった神社だそうです。
ということは、この片島が魚雷試験場だった時代を、
ずっと見て来た神社ということですね。
周囲の状況から、船でしか行けないのかと思いましたが、
引き潮になると海岸線づたいに行けるそうです。
◆ 片島魚雷発射試験場跡 ◆
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片島魚雷発射試験場跡のはなし。
昨日は試験場跡までの道中の話でしたが、
今日からは実際の遺構の話にいきたいと思います。
ひなびた漁村を抜けるとその先が片島です。
こんもりと木が茂る高さ50m位の小さな島ですが、
なんとなしに神聖な雰囲気も感じられ、
かつて陸続きでなかった時は風光明媚な場所だったんではないかと思います。
もとから島だったと思われる敷地に入ると、
入り江に突き出した堤防に残る塔のような遺構が目に入ります。
島内は特に整備されている訳でもありませんが、
手入れは行き届いているので、容易く施設跡へ近づく事ができます。
海岸には松が育っていて、
松越しにみる遺構もまた風情があります。
かつて付近の住民すら知らなかったとう極秘の軍事基地だったとは、
とても想像しがたい和みきった光景です。
漁港の小さな湾越しに対岸を見ると、せり出した崖の海岸線に鳥居がみえます。
いわくありげな岩窟神社は海神神社。
元禄時代、筑前藩主が大村湾を渡っていた時に嵐にあい、
無事を海神様にお祈りしたところ、無事渡る事が出来た事から創建された、
八大竜王をまつった神社だそうです。
ということは、この片島が魚雷試験場だった時代を、
ずっと見て来た神社ということですね。
周囲の状況から、船でしか行けないのかと思いましたが、
引き潮になると海岸線づたいに行けるそうです。
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