シリーズでお送りしている青梅。
異空間の街をずっと見て来ましたが、
最後はそんな青梅を凝縮したような場所、
『昭和幻燈館』の後編です。
『濹東の色街 東京 向島』と題されたジオラマは、
拙ブログで以前アップした『鳩の街私娼窟跡』に隣接して、
鳩の街より古い玉ノ井の花街。
二階の部屋を見ると、
仕事が終わったのかそれとこれから仕事なのか、
髪を整える全裸の女性がいます。
花街の中でたまたま出くわしたのは、
親父と息子か、それとも会社の上司と部下か、
あるいは女性の旦那が右のメガネの人でしょうか。
「ぬけられます」とは、
警察の手入れ対策でわざと迷路状に造った道の案内。
芸が細かいですね。
カフェーの壁面下部のタイル貼りまで、
しっかりと造り込まれています。
ハート型の窓がみえる花街の裏側では、
ひとときの癒しを求めて、
ノラ猫に餌をあげている様子まで造られていて、
涙を誘います。
『本郷 樋口一葉と井戸』は、
以前、拙ブログでもアップした記事、
『東京ノスタルジア:本郷 #02』の、
上から2番目の画像の場所ですね。
その他、バラックの用に積み上げられた、
戦後の雰囲気を残す『浦安 川べりの家々』や、
今では大寅興行だけになってしまった見世物小屋など、
また覗き込む作りになっているストリップ小屋の中など、
どれもこれも昭和の原風景を切り取った秀逸なジオラマです。
◆
映画の看板で街興しをしているだけだろうと、
たかをくくって出向いた青梅でしたが、
実際に見た青梅は、他のどの街にもない、
唯一無二の異空間っぷりをいかんなく発揮した街でした。
ただの昭和レトロというだけに留まらず、
独自の発展を遂げた街は、もはやレトロというより、
新手のテーマパークのようにも感じました。
異空間の街をずっと見て来ましたが、
最後はそんな青梅を凝縮したような場所、
『昭和幻燈館』の後編です。
『濹東の色街 東京 向島』と題されたジオラマは、
拙ブログで以前アップした『鳩の街私娼窟跡』に隣接して、
鳩の街より古い玉ノ井の花街。
二階の部屋を見ると、
仕事が終わったのかそれとこれから仕事なのか、
髪を整える全裸の女性がいます。
花街の中でたまたま出くわしたのは、
親父と息子か、それとも会社の上司と部下か、
あるいは女性の旦那が右のメガネの人でしょうか。
「ぬけられます」とは、
警察の手入れ対策でわざと迷路状に造った道の案内。
芸が細かいですね。
カフェーの壁面下部のタイル貼りまで、
しっかりと造り込まれています。
ハート型の窓がみえる花街の裏側では、
ひとときの癒しを求めて、
ノラ猫に餌をあげている様子まで造られていて、
涙を誘います。
『本郷 樋口一葉と井戸』は、
以前、拙ブログでもアップした記事、
『東京ノスタルジア:本郷 #02』の、
上から2番目の画像の場所ですね。
その他、バラックの用に積み上げられた、
戦後の雰囲気を残す『浦安 川べりの家々』や、
今では大寅興行だけになってしまった見世物小屋など、
また覗き込む作りになっているストリップ小屋の中など、
どれもこれも昭和の原風景を切り取った秀逸なジオラマです。
◆
映画の看板で街興しをしているだけだろうと、
たかをくくって出向いた青梅でしたが、
実際に見た青梅は、他のどの街にもない、
唯一無二の異空間っぷりをいかんなく発揮した街でした。
ただの昭和レトロというだけに留まらず、
独自の発展を遂げた街は、もはやレトロというより、
新手のテーマパークのようにも感じました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます