『天外者』を世間の方に知ってもらおう、と
プロジェクトが動き出したのは、13年。
たくさんの有志の方が五代友厚のために尽力している。
最初から映画のラスト近い、五代の演説シーンの撮影。
集まった方々に、礼儀正しく挨拶する三浦春馬氏。
西川貴教氏も出演。彼のことを引っ張り出し、
ユーモアたっぷりに指導する監督。
★監督いわく、五代友厚さんを知ってもらうことと
映画を創ることは別。
◆歴史に埋もれてしまっている、五代友厚。
何故、そうなってしまったかというと
ある汚職事件のぬれぎぬを着せられたまま
だからだという。
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■「飲みに行くぜよ!」
三浦翔平氏は、クランクイン前日なのに
飲みに誘われたことを振り返り、
「本当に行くのか確認したら、アイツ豪快に
“行くぜよ”って言いましたから(笑)
(「行くぜよ」って高知言葉。)どっちが龍馬なんだか」
翔平氏は中盤、龍馬と五代がお互いに「俺が先じゃ!」
と言いながら船のマストを登り、太陽に向かって叫ぶ
場面を思い入れ深く語っている。
「10年ぶりに一緒にした仕事で、2人だけ、そして、
“お互いのいままでの力を発揮する場でもあったので
”甲板のシーンには、お互いにすごく思い入れがある、
と話す。
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春馬くんは五代が大隈重信に宛てた
『上に立つ者の心得五ヶ条』を読んで
「腹に落ちました」
★どんな意見でも最後までしっかり聞くこと。
★日頃から好感をもっていない人間にも
歩み寄っていくこと。
監督に“これと同じ思いの四字熟語があります”として、
実は監督自身も大切にしていた儒教の徳目である
“忠信孝悌”
(※誠意を込めて親や目上の人に仕えること)を紹介。
◆監督に四国のBUAISOUさんの藍染の手ぬぐいを提案。
五代友厚がやり遂げた事業の中に「藍染め事業」がある。
今回、BUAISOUさんの手ぬぐいを
使うことになって、五代友厚とのご縁を感じたようだ。
◆そのことを聞かされた妻、豊子役の蓮佛美沙子さんは
「知りませんでした。同業者として憧れますね」と
瞳を輝かせた。
■「ベストを尽くすことができた」
「五代さんを演じた期間はとても充実していたし、
三浦春馬という俳優としても、ひとりの男性としても、
ベストを尽くすことができたと胸を張って
言える作品になった」と語っていた。
※遠
言葉足らずではありますが、
ドキュメンタリーのレポでした。
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