「今、こんなに楽しく装いを楽しめる!」 と思ったとたん、これは石津さん、VANのおかげだと感じpenをとりました。1997年松坂屋本店、 くろすとしゆきさんとのトークショーでお会いすることが出来た。「40歳を過ぎた人にオシャレを教えてもね・・・今までの積み重ねもあるからね」 こう話されたことが大変印象的で今でもはっきり覚えています。私自身もずっと着続けてきたからこそ、今の楽しみがある、享受出来ているのだと思います。一朝一夕に今日があるわけではありません。
そんな思いを紙袋に記した。11月20日には「東京アイビーサミット21」と題して皆が集ります。その時は天国から降りてきてくださいね。そして「みゆき通り」を一緒に歩きましょう!
石津さんって、IVYだとかトラッドというものについて晩年拘ってなかったようにも感じました。また息子さんがボクの母と同じ年齢だと言う事をつい最近知りました。
亡くなったと聞いた時、とっても残念だということをボクの昔のブログに書いた記憶があります。
トリエンナーレの研修で「オシャレ」と「身だしなみ」の違いを再確認しました。
オシャレ=自分中心に楽しむ
身だしなみ=相手を中心に、相手がどう思うかを考える
その人の身なり、佇まいは第一印象で決まる。そこに自分が主張されているかでしょう。毅然としたもの、自信、やさしさなどその人の醸し出す雰囲気があるはずです。
服装はそれを手助けするもの、私はそれがトラッドであった。トラッドだから今を十分に楽しんでいる。
この楽しみは石津さんであり、VANのおかげなのです。
トラッドに感謝!
三人の息子さんがあり、祥介(1935) 祐介(1937) 啓介(1939) この中で、石津さんは啓介に一番期待していたという記述が、DANKAIパンチvol.5に記されています。
残念なことに啓介さんは1976年昇天。