装う、着るということは自分を表現する芸術である。
1.「楽装喜服」 装いは楽しむこと、自らの目で選んだひとつひとつが楽しませてくれる。だから大切にしたい。彼らもきっと喜んでいるに違いない。
2.一朝一夕に出来るものではない。 長く服を愛し、着続け、数多くの組み合わせを実践し自分のスタイルを持っている。
3.基本がしっかりとあるからこそ、変化の中にあっても新しい着熟しを楽しむことが出来るとトラディショナリストは確信する。
4.ルールを堅苦しいなどと思わず、楽しみに変え心地よいものとして心の中に積み重ねてきたのだ。何のためらいもなく素直に自分のものとして大切に暖められてきたのである。だからどんな場面においても正々堂々と立ち居振舞うトラディショナリストの姿がある。
5.トラディショナルを愛するものの懐は大きい。自分の感性により直感的にトラッドテイスト満ち溢れるものを見つけ出す。それは長く着続けてきたことや、数多くの組み合わせを実践してきた経験による。
6.自分のスタイル、着熟しが、自らを楽しませ、相手にも新鮮な印象を与えることが出来る。ブランドにとらわれず常にトラッドスピリッツを持ったものとの出会いを楽しみにしている。
常々思っていたことで、今回トリエンナーレのボランティアに参加、絵画を見ながら再確認しているところである。幼少の頃の服装も影響してるのだろう。これは母に感謝だ。色の組み合わせは自然がお手本だ。木々の緑、草花、海、山、空、四季の変化がすべてを教えてくれるのだ。健康であり、体型も変わらないようにしてきた事も楽しさを増している。
「トラッドに感謝」~いつも思うこと。