爽やかな今日、こどもの日に原発がゼロになる。未来を見つめた時、私は今日から原発はなくていいと断言したい。中日新聞、日経新聞を読みながら、思うことは日経の記事の傾向に疑問を感じることが多い。原発にしても企業、政府よりで再稼動ありきの感が強い。地元の中日はこのところ僕の気持ちを代弁しているかのように社説、一面の記事に気持ちよさを感じる、拍手さえ送りたくなるのだ。
今朝も 一面に『私達の覚悟が示される』と題して朗々と、日々の生活を見つめ直し、暮らしから無駄な贅肉をそぎ落とす。原発ゼロで始まる私たちのささやかな挑戦は、『しなやかに生きる」という、これからの時代を生き抜くすべを教えてくれるはずだ。とある。
先日の私の投稿と同じ思いである。
今の子供達にこそ、「原発なくして大丈夫」ということをしっかり伝え、「こどもの日」が「原発ゼロの日」としてスタートしたことを忘れないでいて欲しいと思う。
僕の中で今一番気に入っている 茨木のり子の詩
2,3年前から新聞、ラジオで知り、中日新聞の『けさのことば』『中日春秋』にたびたび登場、今の政治社会の様子を重ね合わせ、作者の思いが警鐘であったり、指針であり、読む者に勇気と力強さを教えてくれる。その記事に出会い喜びを感じるのだ。そしてその登場人物に興味を覚え書を手にする。
戦時下において清清しくも溌剌として、女性でありながらなんとも気持ちのよい語り口である。
この『倚りかからず』 「じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合のことやある 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ」 この最後の言葉がなんとも気持ちがよいではないか。
人のせいにせず、頼らず、慣れずに生きるが一番と言っている。私はそれに意気を感じるのだ。
この発見は紙だからこそ伝わる、インターネットの世界では味わえない朝の喜びだ。