しろくまのいえ

しろくまのいえのまわりでおこるさまざまな出来事をつづってゆきます。

野鳥病院に行って思ったこと。

2014-03-24 06:09:16 | 日々のこと

千葉県市川市行徳にある野鳥病院に行ってきました。

けがをした鳥たちがたくさんいました。
写真を撮ったのは白鳥ですが、ほかにカモメ、カモ、鵜、フクロウ、トンビ、オオタカ、
ハヤブサなどたくさんの鳥がけがをして、飛べない状態で療養していました。
ちょっとよわった鳥たちを写真に撮る気にはなれなかったです…
当たり前ですが、人が近づいても逃げるることもできず、みんな元気がないのです。

野鳥病院の現状について掲示がされていました。
拡大して読める方は、どうぞ読んでみてください。

野鳥病院は、あまり他にはないないようです。

鳥たちは病気というより、けがをして運ばれてくることが多く
建物にぶつかってしまったすることが多いようです。


野鳥病院に行って、こんなにたくさんの鳥たちが傷ついて保護されていることに驚きました。
自然界では、けがをして飛べない鳥は、ほかの動物に襲われたり、餌をとりに行くことが
できずに死んでしまうのでしょう。ここにくれば、一時的に保護されますが、
ここに運ばれくることがよいことなのか 複雑な気持ちになりました。
人間がたまたまみつけた、けがをした鳥だけを保護することに何の意味があるのかも
あまりよくわかりません。
鳥たちは病院に来て薬をもらっても、それ以外はじっと休んでいるだけで、
劇的に良くなる様子もなくそのままの状態で よくならずにずっと過ごす鳥も
いるのではないかと思います。
ここにいれば、外敵に襲われることがなく、餌を食べることができるので
よくなる鳥はよくなるのかもしれませんが、人間をおそれず餌をもらって
休んでいる鳥たちは、やっぱり不自然…病気なのだなぁと思いました。