しろくまのいえ

しろくまのいえのまわりでおこるさまざまな出来事をつづってゆきます。

戦後70年談話を読んで気になった言葉

2015-08-15 14:31:28 | 日々のこと
昨日、戦後70年談話 全文 (・英文)が、発表されました。
70年って、数字的に半端な感じ?と思うのですが、
戦争体験者の方が少なくなり、戦後生まれが8割となった今が
談話を発表するタイミングになったのかなぁ、と私は解釈しています。
でも、実は、安部さんがかっこつけ+目立ちたがりだからだよね。
しかも、書いたのは安部さんじゃなくて、ライターさんだからね。

ともかく発表されたので、とりあえず、ざっと読んでみました。
そして、私が気になった言葉はこれでした →
前略ー「世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、
経済のブロック化をすすめると…」
この経済のブロック化によって、豊かな国とそうでない国の
格差が生まれてしまうわけですよね。
どちらかだけが、豊かな国とゆう不平等な感じ
この不平等な感じによって、今も戦争がおこっているのではないかと…
自分たちが豊かでいようとするために、人も殺してしまうような…

そうじゃないのに…

経済的ブロックや不平等な感じならば、そうだったのかなぁ、
と思える部分もあるけれど、それ以前に、その時代の背景、流れ、
上層部の判断、感情でその後の歴史が変わってしまうような、
長い歴史の中の、たったその一場面のことでその後の歴史が
変わってしまうようなこともあったのではないかということ。
ほんとうはあってはならない、取り返しのつかないかんじは、
表立って伝えられる話ではないことが多いようですが、
意外とこれが第一の理由だったりすることもありますので…
テレビやネットでは、「戦争=悲惨」だから「平和が大事」的な情報が
多いような感じを受けますが、誰もが戦争をしたくてしているわけではなくて、
戦争になった理由があるから、戦争になってしまったわけで、
その理由を歴史的に知ること、知らせることがこれからの時代を
よりよく保ってゆくために、大事なのではないかと思います。

少し話が、ずれましたが、では、
これからどうしたらいいのでしょうか?

こんな本があります。これからのことを考えるために…
 21世紀の自由論{優しいリアリズム」の時代へ