龍馬ゆかり１６か所に説明板、下関の足跡紹介

　下関市は幕末の志士、坂本龍馬とのかかわりを紹介する説明板を、市内のゆかりの地１６か所に設置した。

　龍馬は通算６か月間下関に滞在した。説明板は龍馬も乗った蒸気帆船の帆をイメージしたステンレス製で、写真や図入りで龍馬の足跡を紹介。舵輪(だりん)の形にデザインした黒御影石の台座を含む高さは１．２～１．５メートル。

　龍馬と妻のお龍が約２か月間暮らした本陣伊藤邸跡（阿弥陀寺町）や、夫婦で花火を打ち上げた逸話が残る巌流島などに設置。功山寺（長府川端）には、寺田屋事件などを通じて固い信頼で結ばれていた長府藩士の三吉慎蔵の墓所など４か所に設けた。

　ＮＨＫ大河ドラマ「龍馬伝」の人気に乗って観光客を誘致しようと、７月から設置を進めていた。事業費は約１０００万円。設置場所などの問い合わせは市観光施設課（０８３・２３１・１８３８）へ。

9/4 読売新聞


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