天花の市菜香亭(TEL083-934-3312)・南客間にある一枚の扁額がにわかに注目を集めている。「酔有宜」と揮毫したのは土佐藩士・佐々木高行(1830~1910年)。NHK大河ドラマ「龍馬伝」により脚光を浴びている主人公・坂本龍馬と深くかかわった人物だ。佐々木は1867年ごろ土佐藩で龍馬と出会い意気投合。「薩士盟約」「大政奉還」でも龍馬を支えた。
この扁額については、土佐藩士で明治政府では逓信、農商務大臣を務めた後藤象二郎のものと同じ部屋にあったことから、佐々木の書という推定はできていたが、落款の薄れや比較資料がなかったため、04年の菜香亭移築後も断定できていなかった。しかし、この春に施設を訪れた歴史愛好家の指摘をきっかけに、落款内の文字の特定に至った。書は1883年、明治政府工部卿として官私鉱山巡視で来山し、料亭・菜香亭を訪れた時のものという。福田礼輔館長は「この書は菜香亭が明治維新以来、山口の迎賓館として、政財界の要人や文化人が集い交流した場所であったことを実感させる」と来館を呼びかけている。
扁額のある南客間は、貸し館としての利用がなければ常時無料で見学できる。また、展示室(入場料100円)では、10月3日(日)まで、同じく龍馬とかかわりのあった井上馨、土方久元、谷干城、東久世通禧の書も合わせて展示される。
9/12 サンデー山口
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