生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり 日比谷公園

2015-09-02 06:00:17 | 街ナカみどり
おはようございます。
昨日の午前中は雨がひどかったですね。

そのような中、霞ヶ関駅を降りて
久しぶりに日比谷公園をウロウロとしました。


当時の和洋折衷のガーデンデザインが
魅力ある空間として、現在の暮らしの中にもつながり、
こんな雨の日でも来園者が多いその様や


歴史ある公園なので大木がとても多く、
雨宿りができる大きなみどりに包まれる空間は、
とても幸せでした。

激しい雨の中、何十年かぶりに
木の下で傘をささない不思議な時間を過ごせました。
トトロのワンシーンを思い出しました…


こんな体験ができる、雨の中の公園もいいですね。


広がりが続く芝庭もあり、
ここで以前過ごした晴れ間の心地良さを思い出しました。


太陽が恋しいです…

9/25日頃、いつも話題となる
10円カレーで有名なレストラン 松本楼がありました。



「森の中のみどり溢れるレストラン」という、
キャッチコピーがぴったりのロケーションです。

大きなイチョウの木がお店の前にそびえ立っています。



命を張ってまで守られていた、
首掛けイチョウ とは凄いストーリーです。

でも、それだけ多くの人を喜ばせていた、愛されていた
大切な、大切な木なのでしょうね。

このエピソードを聞いて、昔の日本人は
植物との付き合い方が濃い、深いように感じました。

今の街路樹などは可哀想なくらい、
深く枝を切り詰められて、大事にされていないですね。
狭い場所に大きな木を植えるコトが無理なのでしょう。
広い歩道であればいいのに…



濃い、深い、大きな恵みのみどりがあり、
飲食あり、広がりがある、この心地よい緑で過ごす時間を、
天気が良い中で、思いっきり楽しみたいですね。

是非、訪れてみてください。




【心地よいみどりの方程式】
◾️大きな樹木はその存在しているコト自体で、機能面や
私たちの心理面にも様々な効果がある

◾️都会のど真ん中にある森で、レストランが多く併設されている
場所はとても魅力がある。

◾️街路樹の痛々し、剪定された姿には、人の植物への愛を
感じない。首掛けイチョウの幸せなエピソードは素晴らしい