生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり 清澄庭園

2016-05-14 06:00:11 | 街ナカみどり
【心地よいみどり277】

いつもありがとうございます。
今回も心地よいみどりの情報をお届け致します。


先日、初めて清澄白河駅に降り立ちました。
ここには有名なカフェ、ブルーボトルがあります。




さぞ、居心地良いカフェなのだろうなと……視察へ。


何と普通の住宅や下町の会社が立ち並ぶ
何でもない街ナカに賑わうお店を発見。




みどりは全くありません…‥
人の興味津々と口コミの強さを感じました。

大賑わいの中に気持ち良さがあるのですね……








今回は清澄庭園のみどりをご紹介します。





ここは元々大名庭園でした。明治に入り荒れ果てていたこの地を
三菱の創始者家系の岩崎家が買い取り、整備し今に至ります。


都内の複数の大名庭園は岩崎家により再興し、現代につながります。
まさにお金持ちができる、行うべき社会貢献ですね。






入り口からココロ震える景色があります。

筧から水が落ち、水紋が浮かんでいます。
優しい時間ですね。





周りに大きな建物が少ないため、
視界にはみどりが多く見えています。

ここのお庭の素晴らしさの一つですね。





東京の街ナカとは思えない広がりある空と豊かなみどりです。





据え付けられている石がいいですね。
形、表情、色も惚れ惚れしてしまいます。






木陰、広がりある空間、みどりの心地よさ3点セットの
光景もあちこちにありました。






池の周りを時計周りに進むと
目で追いたくなる絵のような光景が次々と
現れてきます。







リュウノヒゲで縁取られた木製の橋ですね。
こうした風情ある橋もいいものです。






まだまだ心地良い時間は続きます。
この先はあらためて後日にご紹介しますね。




【心地よいみどりの方程式】

◾️残されている大名庭園は今に当時の景色をつないでいる

◾️日本庭園の美学は自然素材を上手く見極め、配置する芸術である

◾️新しいお店、みどりの中など、それぞれに共通した居心地良さの法則がある