生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり プリンス芝公園

2016-05-26 05:35:47 | 街ナカみどり
【心地よいみどり289】

いつもありがとうございます。
今回も心地よいみどりの情報をお届け致します。



先日、東京ミッドタウンの緑地にある
美味しいハイボールが飲めるお店に入りました。



夕暮れの美しい芝生の上でゆったりと過ごす
時間はいいものですね。


温かみのある優しいライトも素敵です。
野外のこうした場所が増えている東京はナカナカ良いですよ。




是非、機会があったらお立ち寄りください。











今回は大門、浜松町エリアの増上寺お隣にあるホテル、
ザ・プリンスパークタワー東京が運営している
プリンス芝公園のみどりをご紹介します。






大門駅からトコトコと歩くと増上寺の大きな山門があります。
よく箱根駅伝で前の道を選手が駆け抜ける際に紹介されていますね。






この左手を進むと仁王様がそびえ立つ別の門、惣門が現れます。
なんと、ここがプリンス芝公園の入り口です。










映画のような光に導かれ、ゆっくりと中へと進みます。









階段を登ると芝生、草原のような世界が広がります。

東京タワーの足元にこのような空間があるなんて知りませんでした……
心地よい風が吹き抜けていましたよ。














更に進むとバラ園が取り囲む芝生があり、
多くの人が遊んでいたり、犬の散歩、井戸端会議、観光客の姿がありましたよ。




みどりの上で思い思いに過ごしている、気持ち良さそうな姿は
見ているこちらのココロも和みますね。














ここのバラたちは無農薬で管理されているので、
顔を近づけて香りを思いっきり嗅いでも大丈夫ですよ。


バラの当たり前の楽しみ方ができるガーデンです。














バラの写真を撮っている方も多くいましたよ。
仕事帰りの立ち寄りでここのみどりを楽しんでいるようです。











ここの場所を知らない方も多いと思います。
是非、ぶらっと芝生とバラ、東京タワーのある景色を
楽しみに訪れてみてください。












【心地よいみどりの方程式】

◾️仁王様がそびえ立つ山門から入る芝庭はここだけの価値。
人のココロに残る光景がみどり以外からも生まれる

◾️東京タワーの草原の写真が撮れることもここだけの価値

◾️バラも綺麗、芝も綺麗だが多くの人がここの場所を知らない。
良いみどりを発信することがとても大事である



街ナカみどり 東京ガーデンテラス 紀尾井町2

2016-05-25 05:50:59 | 街ナカみどり
【心地よいみどり288】

いつもありがとうございます。
今回も心地よいみどりの情報をお届け致します。




ウツギの白い花が次々と咲いてくれる季節と
なりましたね。


ヤマボウシとウツギの花は初夏の贈り物です。

この花に顔を近づけるとなんとも
美味しい、幸せな香りを感じることができますよ。


幸福な時間です。










今回は前回に引き続き赤坂見附、永田町界隈の新しい街、
東京ガーデンテラスのみどりをご紹介します。










ガーデン マップに沿って
光の森を目指し奥へと進みます。








ベンチも多くあり、賑わいが生まれる広場となっています。
まだ一部工事中の為、楽しんでいる人は疎らですね……
犬の散歩などご近所の方がちらほらです。








まだ水が流れていない貴重な水路の光景を
今なら楽しめますよ。

ここの芽生えの庭も完成が楽しみですね。












ここから光の森エリアです。
キラリと目立つアートが目印です。






やんちゃな大きな木が豊かなみどりを
印象付けてくれています。光景に変化が生まれいいものですね。






傍へと一歩入ると木道と流れが現れました。



せせらぎが奏でる音、水辺がつくる光の揺らぎ、
小鳥のさえずりが聞こえ始めました。












水辺周りがつくる光景は人の暮らし、感情が見えるので
豊かな時間が流れています。



さりげない自然と人の営みが心地いいですね。








まだ整備中ですがクラッシックハウス周りにも
美しい、心地良いみどりが創られています。


どのようになるのかワクワクしますね。






これから大注目の新しいみどりですよ。
是非、是非ご覧ください!





【心地よいみどりの方程式】

◾️新しいみどりには広場、ベンチが多く整備され始めた。
イベントや集いなど賑わいある時間、
コミュニティが生まれる場所が大切にされている

◾️水辺、せせらぎがつくる、幸せな暮らしへとつながる
多様な光景はココロを優しくしてくれる

◾️みどりの中に調和するアートはいいものである









街ナカみどり 東京ガーデンテラス 紀尾井町

2016-05-24 05:50:41 | 街ナカみどり
【心地よいみどり287】

いつもありがとうございます。
今回も街ナカの心地よいみどりの情報をお届け致します。


庭には闇雲に「いいかも…」と店先に並べられた花苗を見て、
衝動買いをしてしまい、せっせと植えていました。



でも3年目となると多くの枯らしてしまった苗達の
おかげで、なんとなく性格がわかってきましたね。



相手を知り、適材適所を心がけています。




苗達にとって心地よい場所では花も多く、虫も大量発生せず
手がかからないですね。みどりから日々、大事なことを学んでいます…















今回は赤坂プリンスホテル跡地に生まれた、
東京ガーデンテラス紀尾井町のみどりをご紹介します。







5月に一部の施設が仮オープンしました。
エントランス、ガーデンはほぼ完成し利用できましたよ。



まだ、工事中と思っている人が多いようで、
この贅沢な空間を今は独り占めできる状態です。


楽しみなグランドオープンは7月となります







エントランス周りはカフェ、水景、みどりがあり、
シンボル的なオブジェも鎮座していました。




水景は佇む人の時間の過ごし方、そこから生まれる幸福感で
そこの心地よさが決まります。




この水景で生み出される魅力はどのようなものだろうと、
興味が惹かれますね。これからに期待です!

やはり男だらけですと絵にならないですね……













エントランスは特徴ある、広い空間のみどりでした。





色鮮やかな様々な植え込みがここの空間の
彩りを出していましたよ。




一部フェイクでもありますが、外から中へと
みどりのラインは続きます。





館内のサインのデザインは和を意識しているようでした。







みどりは四季折々に変わるのでいいのですが、
このようなオブジェは飽きられないだろうか…と
心配してしまいます。

街ナカの今を元気にしたい!と言う
熱い思いなのでしょうね。





この更に奥へと、思いがつながります。





斬新なデザインのベンチの奥に、
ウッドデッキの園路が現れました。





その園路を歩み始めると江戸情緒な景色が現れました。

江戸城の石垣ですね。
弁慶堀と呼ばれている外苑の景色が広がります。










この石垣の石には提供した藩の家紋がまだ見えています。
藩に対する忠誠心と、石垣を提供したぞ!というアピールですかね。

現代とあまり変わらないのだな…と
思い笑ってしまいました。

写真では見えないですが、現地ですとハッキリと分かりますよ。







この石垣の上にはベンチが並べられている
見晴らし台がありましたよ。


新しいみどり、ここの地の歴史をつなぐみどりが
調和し混在している場所です。

是非、お近くに来たらぶらっと散策ください。

この奥にも実は魅力あるみどりがあります。
その続きは次回にご紹介します。





【心地よいみどりの方程式】

◾️東京は今につながる江戸城、大名庭園のみどりが多く
残されているので、実は街ナカに東京らしさをアピールしやすい。

◾️この強みを活かすと「行ってみたいなぁ」という場所になる。
それをデザイン、コンセプトとして取り入れている施設が
生まれ始めている。

◾️オリンピック、インバウンドという外圧は日本らしさの大切さを
後押ししてくれている












街ナカみどり OutdoorVillage

2016-05-23 05:20:30 | 街ナカみどり
【心地よいみどり286】

いつもありがとうございます。
今回も心地よいみどりの情報をお届け致します。





週末は東京都現代美術館で開催されている
ピクサー展に行って来ました。






デイズニーランドのような
70分待ちで中に入ることができました。

でも待ち時間の苦労を超える、感嘆の声が漏れる程の
吸い込まれる良い内容でしたよ。




カーズのスケッチの前に掲げられていた言葉が
印象的でした。

車に目玉をつけるだけではキャラクターにはならない…
車の意識に思考や感情を埋め込む必要があるのです。


深いなぁ……と。

みどりも植えただけでは心地よい場所、キャラクターにはなりません…
緑地の意識にそこの本質な価値、効果を多くの人がわかるように、
伝わるように、良さを顕在化することが大切なのでしょうね。

まだ、開催していますので、お近くの方は是非!







今回は東京の昭島駅前のモリタウン内にある
OutdoorVillageのみどりをご紹介します。





ちょうど、エゴノキも満開の時期と重なり、
入り口からワクワクモードでしたね。

でも、この木で良く見かけていたアワフキムシを
一緒に連想してしまいますね。泡の中のセミのような
可愛らしい虫さんですよ。








ここはアウトドアメーカー、販売店が集まる
みどりのショッピングモールです。

アースカラーの店舗がコテージのように
独立し、その間をつなぐみどりが豊かにある場所です。












テントも張られていて、実際にその具合を確かめことが
できるようになっていました。







ここの特徴は
野外の遊びを体験できること











昭和飛行機さんのもともとの工場の思い出を遺産して、
モニュメントに活用していることですね。












アウトドアの楽しみ方を伝える仕掛けとして、
クライミングウオールやカヌーができる池があります。

実際に登っている人を見上げるだけでも興奮しますよ。





カヌーはしていませんでしたが、ここなら初心者も安心して
経験ができますね。






広いウッドデッキにはベンチ、木陰 もあり
ゆっくりと佇めます。






芝庭も広く子供と思いっきりハシャギ回れますよ。






モリタウンという大きなショッピングモールの一角が
このOutdoor Villageとなっています。

このエリアが一番みどり豊かな場所となっていますが、
モリタウンの他の施設も散策にはぴったりの空間が広がります。

是非、一度この昭島駅前のみどりのある
新しいみどり豊かな街ナカを体験して見てください。












【心地よいみどりの方程式】

◾️もの、場所がキャラクターとなる為には思考が必要

◾️アウトドアの楽しみ方を学べるみどりが街ナカに生まれた

◾️もともとの工場にあった施設の一部や木々を移植して
新しい街ナカに植えることは、まさにキャラクターをつくる行為である








庭みどり 赤城自然園 水景

2016-05-22 07:00:08 | 庭みどり
【心地よいみどり285】

いつもありがとうございます。
今回も心地よいみどりの情報をお届け致します。



自宅のポピーがあちこちで咲いています。
以前に買って蒔いた、十勝の紫竹ガーデンさんの
おばあちゃんの種セットの生き残りですね。



あの素晴らしい景色とつながるようで
嬉しいかぎりですね。






今回は赤城自然園シリーズの最後のご紹介です。

ここは森の中のガーデン美術館です。

以前にもお伝えしたように30年前から
人の手で造られた、心地よいと感じる楽園です。






みどりの流れのようですね。





様々なお宝のみどり達が見え隠れしています。

それにしても様々な多様性があり面白いですね。














美しく樹形のツリバナの足元に小さな白い花が
たくさん咲いていました。

秘密のお花畑のようで、ここの景色と出逢えて幸せです。










九輪草も水辺に咲いています。
次々と現れる贅沢な、素晴らしい景色に目を見張るばかりです。











宝石のような輝く水面が現れました。
ミズバショウの池です。

水面に映し出されるもう一つの森が現れています。











ここは某携帯電話の3太郎が出演するCMで
池に落とした斧を女神がピカピカ、ボロの2つを持って
現れる場面で利用されていました。




確かに、女神様が住んでいるような
ココロが吸い込まれる池ですね。










ここの水辺の景色を眺めに行くだけでも
十分に価値のあるガーデンです。

夏は蛍も舞う池ですよ。
( もちろん、ここも造園として生まれた景色です)






今回は3度目の訪問でしたが、
あらためて新しい感動する景色とたくさん出逢えました。



是非、皆さんも森の中のみどりの美術館、
赤城自然園をご体験くださいね。




【心地よいみどりの方程式】

◾️様々なみどりが暮らす空間は人にとっても心地よい

◾️様々なみどりがあるから、様々な景色が生まれる

◾️水景が加わると景色に更に魅力が増し、感動が高まる