はい、何番煎じか分からないインプレを書きます。笑
もう市場に出回ってる内容とほぼ一緒ですね。
venge 7.36kg
yonex(ちょいと前の写真です) 6.85kg
機材:s-works venge disc + clx50 + rapidair26cチューブレス
比較対象:yonex carbonex sf + bora ultra50 + s-works turbo24cチューブラー
コンポ:duraクランクセット、他アルテDi2。
ハンドル:s-works丸ハン(廃盤)
ステム:kuota katch carbon(高剛性)
《漕ぎ出し、ストップアンドゴー》
venge<yonex
フレーム、ホイール、タイヤともyonexの方が軽く、軽快感はyonexに軍配。
ただvengeも想像していたよりも漕ぎ出しがかなり軽い。
rapid airがかなり良い仕事してる。
完成車のturbo cotton28cはさすがにモッサリ感が否めないと思う。
《平地巡航》
venge>>yonex
ここはyonexが敵うわけない。vengeの1番美味しいところ。
無風35km/hくらいまでならあまり違いを感じないかもしれないけど、それ以上は明らかに伸びが違う。
けど、リムブレーキの軽量フレームにディープリムという選択はかなり良かったと実感するところもあり。
《登坂》
〜6% venge≦yonex
6%〜 venge<yonex
ここも6%までの勾配ならエアロロードの方が速いと良く言われるけど、確かに緩斜面だとvengeはスピードが落ちない。
6%以上だと若干の重さを感じた。
急勾配での違いは、単に重量の差も大きいような?vengeに軽量ホイール履かせて6.8kgにしたら。。。
《アタック、スプリント》
venge≒yonex
まだちゃんとアタックやスプリントをしてないから分からないけど、『掛かり』は軽快感が上のyonex、『伸び』はvengeかなと思う。
その時の勾配やスピードなどシチュエーションによって得意分野が変わるから一概には言えないくらいの差。
《下り、コーナーリング》
venge>>>yonex
vengeってかディスクブレーキ+スルーアクスル+26cのタイヤの安定感は異常。
リムブレーキと1番違いを感じるのはここ。
《特に感じたこと》
全体的な剛性感はvengeが上で、yonexは身体に優しいフレームだと思った。
けどvengeも思ってたよりバランス良くて脚に来るって程では無かった。なんだって疲れるもんは疲れる。
vengeは踏むよりは回す方がスピードに乗りやすい印象。
《特に感じたこと2》
BB周りの剛性とチェーステーがyonexより5mm長い影響か、登りやダンシングで下死点近くまでしっかり掛かる感じがとても好印象だった。
yonexはしなる感じが強くて、それが良いところでもあるけど自分のペダリングにはvengeの方が合ってるのかもしれない。
《特に感じたこと3》
venge純正のステムとAerofly2はクッソ硬い。前に試乗させて貰った時にそれを強く感じてたので、ステムとハンドルはyonexからそのまま移植した。
これがさほど違和感なくすんなりと走れた要因と思ってる。
ハンドル周りのポジションは繊細だし最初は純正使う必要無いなと思った。
以上、yonexと比較したvengeのファーストインプレッションでした。
もっと乗り込んで、また感じた事を書いていきたいです。
山形県天童市にあるCyclesta(サイクレスタ)さんでBGフィットを受けて来ました!
なかなか反響があったようなので、記事を移転し、より詳しく解説しました。
よろしければご一読ください。
サイクレスタさんでフィッティングを受けてきた感想!
まずこのバイクを見てどう思いますか?
サドル低っ!ポジション格好悪っ!
ですよね?笑
まぁそれは置いといて。。。
今回、へたれさんからバイクをお借りしました。
フレームはcannondale super six evo。
各種軽量パーツを使用し、ホイールはlightweight ventoux。
シートポストとサドルはMoeのを借りて、この状態で4.97kgほど。
ヒルクライム決戦仕様の軽量バイクです。
そう、今回の仕様はほぼ全て借り物。
自分のパーツはペダルとログを取るためのサイコンのみです。
そんなの反則じゃね?と思う方もいると思います。
が、このバイクを借りてみて思ったことは
『一番大事なのはエンジンだということ』
です。
へたれさんの強さを肌で感じることになりました。
『俺も軽量バイクに乗れば羽が生える』
そう思っていました。
しかし、一番大事なものはやはりエンジンだということに気付かされました。
今回、乗鞍は61:52。新潟ヒルクライムは23:13(ゲート〜ピークはstrava上17:05)でしたが、
去年のへたれさんはそれぞれ60:48、22:38(ゲート〜ピーク16:40)で走っています。
当日の天候やレース展開にも左右されますが、明らかにへたれさんが強いです。
機材スポーツである自転車競技において機材を突き詰めると言うことは、極限まで言い訳を無くして自分を追い込むと言うこと。
つまり他の人より気持ちが入っていると言うこと(費やす時間、お金も含めて)。
そして何よりエンジンが大事で、往々にして機材を突き詰める人はそもそもが強い。
それが今回一番強く感じたことです。
ちなみに今回へたれさんからバイクをお借りする時に『壊してしまっても良い』と言われました。
まさか本気で壊す訳にはいかないし、そこまで信頼して貸してくれたのに適当に乗る訳にはいきません。
短い期間ながらポジション合わせてだいろを走り込んだり自分なりに準備はしました。
乗鞍は振るいませんでしたが、新潟ヒルクライムで勝てて結果で恩返し出来て本当に良かったと思っています。
さて、ここでもう一度見てみましょう。
我ながら酷いポジションです(泣)
けど、勝てたから良いんです。
自分なりに走れるポジションを見つけることが大切です。
へたれさん、本当にありがとうございました!
フレーム:YONEX CARBONEX SF
コンポーネント:SHIMANO DURA-ACE 9000
ホイール:BORA ULTRA TWO 50 チューブラー(ナローリム世代)
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS TURBO 24C
チェーン:SACRA SLFチェーン
tuned by サガミ
信頼のメカニックマン。いつもお世話になっています。
フレームは我らがYONEX CARBONEX
今シーズン好調の要因の一つとしてやはりこのフレームがある。
軽さはもちろん、粘りのあるフレームでレース終盤でも脚が残る。
トレーニング中も疲労を感じにくいから、長時間乗ってボリュームを稼げる。
ヒルクライム特化と思いきや、独特のしなりで平地でも良く進む。
本当に良いフレーム。
コンポーネントはDURAで間違い無し。
自分は今のところ機械式で充分。いつかは電動化したいとも思っている。
ホイールは知人から受け継いだBORA ULTRA。
重量は1300g台で充分軽い。
50mmディープリムで平地の伸びは快感。
剛性が高いからかヒルクライムでも軽々と進む。
タイヤも24Cで太め。平地での安定感と転がりは言うまでも無いが、ヒルクライムでもここまで走るのは予想外だった。
相性は抜群だと思います。
はっきり言って全てのレース、これ1本でイケる。
チェーンは三峰山から決戦用としてSACRA SLFチェーンを使用。
新品だったのもあって、そりゃあ変速はバンバン決まるし動きは滑らか。
でも新品のノーマルチェーンとの比較をしていないのでぶっちゃけ差は分かりません。笑
ただ、『決戦用チェーン』としていつでも新品に近いチェーンをストックしておくのは非常に有効かなと。
そういう意味でも三峰山前にSACRAを導入して良かった。
そしてインナーウェア。最近好んで使っているのがこちら。
オンヨネ 肚力アンダー弐
体幹部をサポートしてくれるタイプのインナーで、フォームを安定させてくれる。
特に今シーズンは体幹を意識したフォーム、ポジションで走っているので自分の意識と一致して良い。
レース時はもちろん、普段のトレーニングから着用して体幹の意識付けにオススメ。
もう一つ、快適性を求める時はこちら。
ブレステックPP
こちらは速乾吸収性に優れており、夏冬問わずどんな時でも着ておきたい一枚。
暑い日でもこれ一つ中に着ることで快適に走れる。
ローラー族にもオススメ。笑
こうして見ると良い機材に良いウェアを使ってる。
これ以上無いでしょう。
あとは言い訳出来ないから、自分の力を伸ばすのみ。
それともう一つ、考え方や身体の使い方と言う意味でオススメしたいのがハムスタースピン
簡単に言うと、自分の身体の使い方を知り、体幹を安定させて効率良く身体を動かそう。
と言う感じ。合ってますかね福田さん?笑
4月に講習を受けてから、自分の方向性に迷いが無くなった。
フレームに加えて今シーズン好調の要因の一つ。これは明らか。
フィッティングでは無く、知識や理論に基づいた考え方を教えてくれるから、ポジションや機材の変化に左右されない。
何かに迷っている人もそうじゃない人も、一度受けてみては?
親身に教えてくれます。笑
そんなこんなで色んな人や機材等に支えられて、今シーズンはもっともっと上げていきます。