<ルパン>は、現世と彼の世の中間と言えます。また夢の空間でもあります。しかし、それよりも重要な理由は、私が好きな作家、太宰治の行きつけの店の名前だということです。それで、バーの名前を<ルパン>にしました。もちろん、<ルパン>という言葉のミステリアスな雰囲気も重要な要因のひとつです。(Mパンフレット、イ・ミョンセ監督インタビューより)
鏡が張り巡らされた迷路のようなミヌのマンション、路地裏にひっそりと佇むバー<ルパン>の謎めいた内装・・・・・・美術監督のユ・ジュホとユン・サンユンによる凝りに凝った異色セットが、ミヌの初恋の迷宮をいっそうスリリングに際立たせ、大鐘賞美術賞をはじめ、大韓民国映画大賞美術賞、韓国映画評論家賞技術賞と数々の賞に輝くなど、高く評価された。(Mパンフレットより)
『M』に登場するバー・ルパンのモデルになったお店は銀座あります。昭和3年開業当時のまま(ビルの建て替えがあっても、カウンターはじめすべての内装を元通りにした)の姿を残す昭和の香りのするお店でした。
銀座で忘年会があり場所を見たら、すぐそばにバー・ルパンがありました。絶対に行って、ミヌを感じてこようと思いました。(ここ、ふつう太宰治だわ!)
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ちょっと気取ってカクテルを飲む大人なバー・ルパン
こんな場所の似合う女性になりたい・・・