忘れがちですが
ひとつの作品は、いろいろな人の手によって作られているということ
いろいろな、スペシャリストがいるということ
あらためて知りました
すごいな~~~
今やっている仕事でも、主婦業でも、子育てでも
スペシャリストになりたいですねー
<過去記事>
カン・ドンウォンの‘悲しい目’を作ったヨジャ
2006.09.12 翻訳サイト使用
http://media.daum.net/culture/art/view.html?cateid=1021&newsid=20060912183618888&p=m_daum
今年で11年目忠武路(チュンムロ)最高のメイクさんとして活動しているファン・ヒョンギュ(48)氏が映画'刑事'で再び実力を発揮した。 スタイリッシュという面で彼女と共通点を持ったイ・ミョンセ監督と手を合わせたおかげであろうか。 主演俳優たちの顔にあらわれた彼女の筆はそれまでのどの時より光っているという評価だ。
映画'刑事'で'悲しい目'で出演した俳優カン・ドンウォン. メイクさんファン・ヒョンギュ氏は"'悲しい目'のイメージはしっとりとした感じを表現した"と話した。 [写真提供=映画関係者]
特に'悲しい目'の役を受け持ったカン・ドンウォンの扮装はファン氏の格別の努力が伺える部分だ。 彼女は"'悲しい目'のイメージはしっとりとした感じを表現した"として"このために縁がでない自然な茶色のトーンが表現されるカラーレンズを使った"と説明した。 このレンズはカン・ドンウォンの瞳孔をより大きく見えるようにして深い悲しみを持ったカン・ドンウォンの目を効果的に見せた。
白色に近いカン・ドンウォンの皮膚のトーンはやはりファン氏の作品だ。 彼女は"冷静だが内面に悲しみを大事に持っているキャラクターを表現するためにカン・ドンウォンにこういう皮膚のトーンを使った"とした。 悲しみが溶けている目と青白い皮膚、ここに激しい動きにもかかわらず絹のように流れる髪の毛が'悲しい目'カン・ドンウォンを作ったのだ。
ファン氏は扮装を自身で十分消化して演技した俳優カン・ドンウォンをほめるのも忘れなかった。 彼女は"イ・ミョンセ監督が'悲しい目'という人物に対して話した時に最初に浮び上がった俳優がカン・ドンウォンだった"として"カン・ドンウォンの目は冷たく見えるけれども'悲しい目'が抱いている悲しみを表現するのに適した深い感じがある"と話した。
カン・ドンウォンだけでなく映画'刑事'に登場する独特のキャラクター一つ一つがファン氏の指先で作られた。 'アン刑事'役のアン・ソンギの荒っぽい頑固さはファン氏と扮装チーム陣が特に精魂を込めた作品だ。 アン・ソンギの変形した鼻の扮装はベテラン刑事の'アン刑事'のキャラクターに吸引力を加えた。 また、女主人公ハ・ジウォンに男性の皮膚の色に近い赤銅色をさせたのも荒っぽくて激しい女刑事の役を表現するのに効果的であったという評価だ。
映画'シルミ島'(左側)と'刑事'に出演したアン・ソンギ. '刑事'でアン・ソンギは荒っぽく頑固な扮装をして熱演した。 アン・ソンギの鼻はやはりファン・ヒョンギュ氏の作品. [写真提供=ハンマック、映画関係者]
映画'刑事'撮影現場でファン・ヒョンギュ氏が俳優ハ・ジウォンに化粧をしている。 [写真提供=映画関係者]
ファン氏をはじめとする扮装チームは人物の扮装だけでなくキャラクターを生かす小道具も製作した。 ミシンでは表現できない曲線を作り出すためにファン氏と扮装チーム陣は自ら針仕事をした。
ファン氏が参加した映画のすべての場面はこのように徹底した準備を経て完成される。 さらに彼女は"カメラをさっと過ぎ行く人物の足にさえ扮装が必要な部分"と話すほど。 土が付いた足、傷ついた頬など映画で演出されるすべての場面がファン氏の助けを経て作られた作品である。
映画扮装分野最高専門家と指折り数えられるファン氏は実は大学で新聞放送学博士課程を終了している. だが、10年余り前果敢にメイクさんとして第2の人生を始めた彼女が今の最高位置にまで上がったのには自身の明瞭な扮装哲学が一役かった。 "私は扮装が目立つのは好きでありません。 内面から沸き出る人物の表情を見たいのです。 私の扮装が俳優に自然に溶け込むよう願います。"
メイクさんファン・ヒョンギュ氏. 彼女は明瞭な扮装哲学を持っている。 "私は扮装が目立つのは好きではありません。 私の扮装が俳優に自然に溶け込むよう願います。"
ファン氏は最後にメイクさんを夢見る人たちに実務と人間関係を重要視しろとの助言を忘れなかった。 彼女は"学校で習った扮装技術は現場で多く見ても15%程度しか使わない"として"扮装には応用力と創造力がたくさん要求されるから直接体験するのがとても重要だ"と話した。 彼女は引き続き"体験を通じて扮装をはじめとするすべての映画製作過程が人関係の中で進行される作業という事実も習うことができる"と付け加えた。
このように最高のメイクさんファン・ヒョンギュを作った原動力は理論よりは仕事に対する情熱と人々との関係だ。 自身の適性に正確に合うものを選択してそれを楽しんでいるから実際の年齢よりはるかに若く見られるという彼女. 彼女は今この瞬間もパク・クァンス監督の映画'コンテナの男'で扮装を担当して俳優、製作スタッフらと共に息を合わせている。
キム・ミニョン通信員