キビシイ!
厳しすぎる…
いや、ドンウォンくんはこんな評には負けない
カン・ドンウォンの俳優としての力量を
次の映画で証明してくれるでしょう
‘人狼’まで…‘興行兵器’カン・ドンウォンの危機
2018.8.4 翻訳サイト使用
結局懸念は現実になった。 度重なるチャレンジ精神、しかし観客との距離はなかなか狭まらない‘興行兵器’カン・ドンウォンの歩みに懸念の恐れがある。 (特別出演した‘1987’を除いて)チームトップ主演作‘ゴールデンスランバー’に続き‘人狼’まで興行惨敗を記録した。
3日映画振興委員会映画館入場券統合コンピュータ・ネットワーク集計によれば‘人狼’は2日4千人余りの観客を動員してボックスオフィス7位を記録した。 一日観客数が1万人にも満たないばかりか新作‘神と共に-因と縁’の封切りによりスクリーン数も大幅に減った。
事実上チャート アウト水準だ。
同名の日本の名作アニメーションを韓国情緒に合うように脚色して実写化した‘人狼’はキム・ジウン監督そしてカン・ドンウォン、ハン・ヒョジュの出会いで早くから話題作として浮び上がった。 だが、映画公開以後克明に好き嫌いが分かれて、その中心には‘作品の没入を破る、可能性のないメローライン’が指摘された。
出発は悪くなかったが結局酷評が圧倒して封切り二日で観客数は半分になり、一週間が少し過ぎる現在まで100万観客もまだ越えることができなかった。 何より純製作費が何と190億ウォンの大作で損益分岐点だけで約600万人. 元手を保つことも不可能なみすぼらしい成績表だ。
毎回新しい挑戦、優れた見識で‘興行兵器’と呼ばれるカン・ドンウォンだが最近の歩みを見れば惜しい印象を消すことはできない。 単に興行成績だけでなく演技的にも努力に比べて特別な印象を残すことが出来なかったと同時に、作品性も良い評価を受けられずにいるためだ。
高い名前の値段、徹底した準備力で今まさにハリウッドに上がったカン・ドンウォン. より広くなった視野、活動も良いが内実から確かめる時だ。 チャレンジ精神だけ、良い意図だけで観客の高まった水準を満足させることはできない。 俳優に対する熱い愛に、期待に対する恩返しとやはり同じだ。
一方、映画は韓国、北朝鮮が統一準備5ヶ年計画を宣言した後反統一テロ団体が登場した混沌の2029年、警察組織特技隊と情報機関である公安部を中心にした絶対権力機関間の息詰まる対決の中でオオカミと呼ばれる人間兵器人狼の活躍を描く。
作品の主役は各々映画が持っている‘挑戦意識’を前面に出して‘意味’を付与しているけれど、観客の心を揺るがせなかった。 原作ファンたちはもちろん、原作を全く知らない人にも少なくない失望感を表わしてあっという間に関心の外に押し出された。 目と耳を開いて観客の声を聞かなければならない時だ。
致命的弱点表わしたカン・ドンウォンの限界
2018.8.3 翻訳サイト使用
カン・ドンウォンは最近チームトップで出た映画'ゴールデンスランバー' '人狼'の引き続く興行失敗で苦戦している。 単独主演作ですっかり参っているようである。 これは劇を引張って行く程の繊細な演技力と爆発的な存在感を見せることができないという証しだ。 デビュー15年目カン・ドンウォンは相変らず試験台に上がっている。
カン・ドンウォンは最近いくつかの作品連続興行失敗の苦い味を見ている。 初めてのチームトップの試験台に上がった映画'隠された時間'と最近封切りした'ゴールデンスランバー'両方チームトップとして名前を上げたが損益分岐点を超すことができない失敗を経験した。 これまで映画'マスター'と'1987'が封切り、二つの作品両方とも累積観客数700万を突破して興行に成功したが'マスター'は俳優イ・ビョンホン、キム・ウビンが共に活躍した別名'群れもの'であり、'1987'は特別出演だった。
単独主演作品で力を出せなかったカン・ドンウォンは純製作費だけで190億ウォンである大作'人狼'を通じてまともに出場意向を示した。 しかし現在'人狼'は累積観客数100万を超すことができなくて苦戦中だ。 同日封切りした映画'ミッション インポシブル:フォールアウト'が500万観客を突破して、映画'神とともに-因と縁'が封切り二日で200万観客を突破して破竹の興行を継続しているのと比較すると、'人狼'は凄惨な水準だ。 損益分岐点である600万には非常に不足した成績だ。
興行成績はもちろん、'人狼'にあふれた酷評もまた侮れない。 押井守の'犬狼伝説'を原作にした今回の映画は特技隊の強化スーツと巨大な地下水など原作の中の雄壮な背景を実写化するには無理はなかったという評価を受けた。 だが派手なビジュアルに比べてストーリー展開は多少貧弱だという指摘もある。 その中で映画のある軸をなす特技隊精鋭要員イム・チュンギョン(カン・ドンウォン)とイ・ユンヒ(ハン・ヒョジュ)のロマンス展開が突然だという評が支配的だ。
カン・ドンウォンが演技したイム・チュンギョン キャラクターの感情線について行くのが容易でないということが'人狼'の敗着になったわけだ。 イム・チュンギョンは個人の判断と感情表出を防ぐために考案された特技隊の強化スーツを着て活動する人物だ。 また、イ・ユンヒに目的を持って接近しただけ、自身の感情と内心を隠したまま出会いを持ったりもする。 それだけ感情表現が大きくない人物だったので何よりこれを演技する俳優の繊細な演技が重要だった。 しかしカン・ドンウォンの始終一貫深刻な表情を見ているとイム・チュンギョンが内面でどんな嵐の変化を経て組織に反旗を翻すことになるのか把握できない。
また'人狼'はイム・チュンギョンとイ・ユンヒをはじめとしてイム・チュンギョンと特技隊訓練所長チャン・ジンテ(チョン・ウソン),公安部所属ハン・サンウ(キムムヨル)の絡まって混ざった関係があたえる緊張感が何より重要なポイントであった。 イム・チュンギョンが自身と共に訓練したのに、特技隊を捨てて公安部に合流したハン・サンウに感じる複雑微妙な感情、また、生死苦楽を共にしたチャン・ジン退位命令に納得しなかった瞬間などイム・チュンギョンが後半部暴走するまでの感情はその誰より立体的という状況だった。 だが、カン・ドンウォンは一貫した表情とセリフのトーンを維持してこのような感情変化を簡単に納得させられなかったし、可能性不足という'人狼'の酷評に力を加えることになった。
カン・ドンウォンは直前作品である'ゴールデンスランバー'でもこれと似た脈絡の指摘を受けたことがある。 'ゴールデンスランバー'は光化門(クァンファムン)で広がる大統領候補暗殺事件の犯人にされた宅配運転手コンウ(カン・ドンウォン)の逃走劇を描いた映画で、コンウ役を担ったカン・ドンウォンのワンマンショーと言っても過言ではない程圧倒的な比重を占める。
しかし'ゴールデンスランバーも'やはり逃走劇のち密さが不足したし、コンウと友達の切ない友情というサブ プロットが交わらなかったという酷評を受けた。 ストーリーが貧弱だという指摘を受けたのだ。 ここに話にもならない威嚇と誤解を受けながらも相変らず定義と義理を重視するコンウの性格にも疑問が大きく残った。 カン・ドンウォンの多彩ではない演技は映画の短所に力になることができなかった。 彼はコンウの優しい性格のために始終一貫純真無垢ということを前に出した澄みきった表情をしながらキャラクターの魅力を落とした。 1次元的である人物の性格が彼をこれ以上魅力的に見えるようにしなかった。 また、カン・ドンウォンは緊急な状況でもただ深刻な表情だけ披露するなど類似の演技トーンを繰り返し広げて、これは疲労度を高める要素になった。
これほどになればカン・ドンウォンは単独主演で劇を導く程の力量がないということを自ら見せたわけだ。 さらに約15年間活動したカン・ドンウォンは2004年封切りした映画'オオカミの誘惑'以後ほとんど毎年、二つ以上の作品を消化して多作をする俳優だ。 アクション、ロマンス、史劇などジャンルを問わない作品に挑戦する指向を持っている俳優でもある。 それで相変らずカン・ドンウォンの演技力に疑問を表わす人々が多いということはそれだけ痛恨な事になる。 名声と経歴とは違って、演技的なメンでこれという成果を出すことができないのは俳優には致命的だ。
彼の出演作の中で興行に成功した映画だけ見ても'義兄弟'ではソン・ガンホ、'黒い司祭'のキム・ユンソク、'検事外伝'のファン・ジョンミンなど、カン・ドンウォンと呼吸を合わせたかれらは劇のエネルギーを導きながら相手俳優を目立だたせる内面を備えた俳優だった。 結局単独主演作で一人で劇を主導していかなければならない時カン・ドンウォンの限界が明確にあらわれるわけだ。 もちろん彼が毎作品で演技力に疑問を持つわけではない。 映画'刑事'と'群盗:民乱の時代'では特有の優雅なアクション演技を通して新しい面を表わしたことがある。
これまで積んだ経験を基にもうその経歴と名前の値段を証明しなければならない時が来たカン・ドンウォンだ。 さらに現在のカン・ドンウォンは映画'津波LA'を通じてアメリカ進出を控えている。 これに対してカン・ドンウォンは"私は生き残ることができるのかという気がする"として負担感を吐露したことがある。 カン・ドンウォンが次の試験台では自身の力量を静かに証明することができるだろうか。