バッハ･コレギウム･ジャパン「 メサイヤ 」

今夜はBCJのメサイヤでサントリーホール。クリスマスなので家人と一緒に。
自分でも3度歌っているし、他の演奏もいろいろ聴いたけど、今夜のメサイヤは比類のないものでした。
前半はアップテンポでのすごいメリスマに驚いたり、ここはこんなふうに歌うのかと思ったりしてたのですが、次第に歌詞をかみしめながら、聖書のドラマをイメージして聴いていて。
メサイヤの理解が少し深まったような気が。

ソリストはジョアン・ラン（ソプラノ）、オリヴィア・フェアミューレン（アルト）、セイル・キム（テノール）、ロデリック・ウィリアムズ（バス）。
実力者ぞろいでしたが、ずば抜けていたのはジョアン。すごい技術力、表現力で圧巻。

小編成だがオケはいつも通りすごく。
でも最高だったのはもちろん合唱で。
ソプラノから5、5、4、4の小編成なのに。いや小編成だからか。っていうか一流ソリスト集団だから当然か。
素晴らしかった。
それ以上何を言えばいいのか。
こんなメサイヤを聴けるなんて、なんて素晴らしいクリスマスなんだろう。