我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

誕生日

2007-06-11 21:21:11 | 雑記
  6月9日めでたく生誕記念日を迎えました。5月28日は愛息(犬)凛太郎の誕生日でしたが、ついうっかりと忘れた母でございます。思い出したのが6月に入ってからで、ワンに悪いことをいたしました。あちらは満4年、こちらは52年です(^^)
 間?をとって6月5日に二人の大好物の生シュー(生クリーム100%のシュークリーム)を仲良くというか、争いながらというか、私が1個半、凛は2分の1程度を美味しくいただきました。
 ふと振り返ると、というか52年の間にいろいろとありましたが、よく生きてきたなと(生き延びてこられたな)いうか、少し感慨深いものを感じました。
 早期胃がんになった時などは、そのショックよりも正々堂々と会社を休めることのほうが嬉しかった私です。そういう病気に対してくよくよせずにむしろ嬉しかったのが無事生き延びられた原因かもしれません(^^)
 精神を病んだ時期もありましたが、良い先生(あんまの先生=凛のじーちゃん=高校の先輩)との出会いもあり、西洋医学の医師には治らないと言われていたものもいつのまにか治り、不眠症で悩んでいたのがウソのような今日この頃。
 田舎で暮らし、土に親しみ。肉体労働の毎日がいいということもあるでしょう。病気をきっかけに変わることができた生き方という言い方もできます。
 何にせよ、それまで思いもしなかった「のんびりと暮らす」ことを少しでも体験できたことは、かなり素晴らしいことではないかと。こんなに広い家と庭でなく、せまい所に暮らしていたら、また考え方も違っていたとも思います。
 過去の忙しすぎた日々、余暇を願い、金銭を使うことことでストレスの発散をしていたように思います。
 今こうしてパート生活ながら一人と一匹仲良く暮らし、日々食いつないでいける幸せがあります。忙しい日もあれば、早く帰れる日もある。せめてもう少しお金があればという思いも無いとはいえませんが、金銭を得るために忙しすぎる日々よりも、時間の余裕のある日々を選びたい私です。
 とはいえ、季節はお中元にお盆。好むと好まざるにかかわらず、たくさん働かせてもらえるそうです。ワンの散歩にもいけない日々は好きではありませんが、そういうことになっているなら、そういう風にいたしましょう。お中元とお歳暮の忙しさがなかったら、この配達のお仕事はなかなかいいのですけどね。







茫然自失鳥

2006-06-19 22:43:31 | 雑記
 旧青山町高尾地区を車で走っていた時のことだ。道路に山鳥らしきものが立っていた。この鳥は足が長いので立っているという表現が似合う。道路に接する山の斜面を何かしらじっと見ているようにも見えた。
 車が近づいたら飛び立つだろうと思っていたが、その気配がない。鳥を見つけた時からスピードは落としていたが、全く飛び立つ気配を見せないので、鳥を迂回し、反対車線に出ての運転となった。
 こんなことってあるんやろか。鳥やったら車が近づいてきたら、飛び立つのとちゃうとか心の中でぶつぶつ。鳥はピクリとも動かず、じっと同じ方向を見ている。鳥を迂回して元の車線に戻り、バックミラーを見たら、鳥はまだ同じ場所に立っている。 私は車を止めて、降りた。ドアを閉める音で、鳥は我に返ったのか、私が鳥の方に近づこうと1歩踏み出したら飛び立っていった。鳥が見ていたと思われる方を見たら、草や熊笹が刈られ、竹や木などが伐採されていた。そこに鳥の巣があったのだろうか。あの様子は茫然自失、まさしく身の安全も忘れて立ち尽くしていて、身にせまる危機、車にも気がついていなかったような感じだった。
 しばらく走ると、地区のかなりの人が同じように山の斜面の道路に面したところの整備をしておられた。きっと道路の見通しや安全のために刈っておられたのだろうと思うのだが、さっきの鳥はこの整備で巣がなくなってしまったのかもしれない。道路に近いようなところに巣をつくるのかどうかはわからないが、あの様子はただごとではなかったと思う。
 ちょっと留守にした間に、帰るべきところがなくなってしまい、どうしていいかわからない状態だったのだろうかと鳥のことを思い、それにしても鳥にも茫然自失があるのだろうか、ニンゲンみたいだと、鳥の不幸?な身の上を思いながらも、つい微笑んでしまった私だった。

桜の花びら

2006-04-28 00:22:56 | 雑記
 妙楽地の川のほとりに咲いていた遅咲きの八重桜の花を少しもらってきました。
 さっと洗って瓶に詰め、お砂糖と水を入れ、シャカシャカ振って、酵母液ができるかどうか、実験です。

一週間

2006-04-24 19:26:18 | 雑記
 先週の一週間は波乱万丈だった。
 
 月曜日に追突され車が少々へこみ、火曜日、初めて作ったアンパンが散々の出来あがり。
 水曜日は、鍋にお尻が当たり味噌汁を床にぶちまける。それを拭いたと思っていたら、落ちた鍋にオリーブオイルのビンが当たってこけていた。朝に使って蓋をキチンと閉めなかったのが原因。味噌汁とは反対側の床に油が流出、掃除に1時間。
 木曜日、追突した車の持ち主の保険は、私の乗っているようなヘタリ車への損害を補償する保険はかけておられず、車の査定は0円。最低保証の新車購入額の一割しか修理代に支払われないことが判明、それも1000円台は切り捨てで9万円、修理代は12万円、当たられ損だ。
 そして金曜日は猿にタマネギを大量に食われ、土曜日にはタマネギだけでなく植えたジャガイモまで掘り返されていることがわかってウルトラ腹立ち。
 散々な一週間だったような気がするが、これくらいですんで良かったと思っておこう。

化粧

2006-04-17 16:41:50 | 雑記
 化粧とは化けて装うと書く。長らくスッピンで過ごしてきたが、先日初めて行った美容院で「せめてファンデーションだけでも塗らな」とイエローカードをいただいた。
 最近、腹立たしいことが多かったので、気分転換に少しぐらい化けてみようかと思い立ち、安くて肌に良いという化粧品メーカーの情報を友人から得、さっそく購入。本日化けて出勤したら、昼頃に「今日、化粧濃いのんとちゃう?」というコトバを男性から賜った。
 ありゃ~。カオを見ている人いるんや!と心の中で思いつつ「今までスッピンやったんやけど。私キレイ?」などと笑い飛ばして返事をした。とはいうものの濃かったんやろかとも心配にもなり、帰宅後、凛太郎のガールフレンド、桃ちゃんのお母さんにカオを見てもらいに出かけた。
 「私、化粧してるんですけど濃いですか?」と聞いてみた。すると「ほんまや、言われたらわかるけど、濃うないで」とお返事をいただき、ちょっと安心。

 日本では化粧は女性のたしなみのようにも言われ、スッピンはまだまだ市民権がないように体感している。私自身若い時は下手なりに化粧もし、スッピンの人を見たら「お化粧くらいしはったらええのに」と心の中で思ったものだ。
 でも、長らくスッピンを通しておられる方と出会うと、素肌の美しさに圧倒されることが度々あった。
 化粧で化けても素顔までは化けられないし、化粧品代をかけて、時間をかけて化粧し、またそれを落とすのにも時間がいる。1日24時間のうちその時間はわずかだけれども、お金も素肌も、時間ももったいないという気持ちの方が強い私だ。
 それに、どうにも理解できないのは、美しく見せたいという1番の相手は恋人など愛する人が対象だと思うのだけれど、結婚などしたら、その人にはいずれ素顔を見せなくてはならない状態がやってくる。その時、もし素顔と化粧の落差があっても平気なんだろうか、という問題。ま、私一人が勝手に思い込んでいるだけで、結婚してしまったらこっちのもん、それまで化けていたらいいということかもしれないし。
 今回、化けようとしたら、まず素肌対策を講じなければならないという壁にぶち当たった。乾燥カピカピ、ひび割れしそうな肌に化粧水や美容液を塗ると、砂漠の砂が水を吸いこむように吸収していく。その様子はちょっと面白い。これを機会に人生半世紀を過ごした肌を少しはいたわってやろうと思う今日この頃である。

愚痴っちゃお

2006-04-04 23:59:42 | 雑記
 このところずっと怒っていた。何にこだわっているのか自分に問うてみた。
 いろいろ腹立たしいことの連続だったけれど、一番のこだわりは朝から働きたいということだった。
 パートで働き始めた時、朝から昼までの4時間ということだったのだが、一年と8ヵ月の今もってそれは果たされず、車の空いている昼の1時半から5時半というのが基本的な労働時間となっている。
 私が一番イヤなのは時間が分断される苛立たしさだということがはっきり自覚されてきた今日この頃。今までもそれは思っていたけれど、ひたすらその思いを押しこめてきた。中途半端の昼間勤務では朝から出かけることも出来ず、終わってからどこかへ出かけることもできない。映画だって行けない。
 しかし、働けてこそ食べていけるという経済的な問題を抱えているので、モンクも言えず、ずっと我慢していたのだけれど、爆発しそうだ。というかすでに噴火している。

 「朝から働かしてくれなかったら、宝くじあたって辞めてやるー!」って言ってみたいぞ。

風邪か夏バテか

2005-09-06 21:47:48 | 雑記
 風邪か夏バテかパートを1週間も休んでしまった。それはそれでつらいけれど、カラダが休養を必要としていたようだ。
 平熱が35度8分ほどの私は、36度を少し超えただけでちょっとボーっとなるのに、毎日ほとんど37度前後あったので、寝られること、寝られること。熱があるうちは、これでもかというほど寝られるのが、なんだか不思議だ。
 起きると、お酒が過ぎた翌日の頭痛にも似たアタマイタが続いた。とはいえ一人と一匹暮らしなので、誰かが世話を焼いてくれるわけでもなく、熱の度に大量に汗をかくので着替えのTシャツとパジャマがすぐに底をつく始末。
 1匹が手伝ってくれるわけもなく、洗濯と食事と1匹の食事の世話だけはせねばならず、時折汗まみれの布団を干すという他はダラダラと日々を過ごして1週間。この間、洗濯物を干す時にかがんだら腰がギクっ、歯茎痛も出て、あごに小さなコブがついたように見えるほど腫れるという「おまけ」もあった。
 最後は微熱にも慣れ、動くのも平気になったので、このまま平熱が少し高くなったらいいのになと思いながら(平熱が低いより高い方が免疫力が高いそうだ)、治りきっていないような、治ったようなところで、パートに復帰した。
 この1週間ほどの休みの間、愛犬凛太郎はほとんど散歩にも連れていってもらえず、室内でも遊んでもらえず、しかし、食事を終えて「寝にいこ」と言うと、尾をビュンビュン振って着いて来る。「散歩にいこ」と言って喜ぶのと同じくらい尾を振る。8月は忙しい日々が続き、あまり一緒にいてやれなかったので寝床で一緒でも嬉しかったのかもしれない。一人と一匹は寝てばかりいた。

 健康でないと働けないし、働けないとお金が稼げない、お金がないとご飯が食べられなくなる、そうなるとツライを通り越してしまうから、やっぱり健康が一番だなーと、しんみり寝床の中で思った。
 そして、散歩にも連れていってもらえない凛太郎も辛かっただろうなー。そこそこ健康でないと犬とも一緒に暮らせない。普段はあまり考えない「健康」をしみじみ考えたのであった。
 とはいえ、いつだって、喉元過ぎれば熱さを忘れる私^^;
   

桃のカワと種だけ酵母でパン

2005-08-16 23:17:06 | 雑記
 とっても桃が食べたかった。Aコープの「うちらの店(地元生産者の直接販売コーナー)」で安くて美味しそうな桃があったのを購入して、桃の香りにうっとりして食した。
 そうだ、この前読んだ知人のブログに桃のカワと種だけ酵母のことが書いてあったな、真似してみよっと。
 早速、桃の種、カワだけ酵母をやってみました。ビンの桃のカワと種、水と砂糖を投入。毎日ビンを振るだけ。酵母ってホントに簡単に育てられる。毎日朝夕振ること3日ほどでビンの蓋が膨らんでいるのを発見。爆発させたらアブナイ。そして蓋を開けたらぷしゅっ。泡泡泡。元気な酵母が育っていました。酵母液がビンから溢れるほどではないけれど、パン作りを実行。ブログには桃のカワと種だけ酵母ではパン作りは難しいという話が書いてあったのだけれど、なんとほぼ成功。

 桃1個分の種とカワだけで、約200ccの酵母液がとれたので、分量はいつもの通り薄力粉と強力粉半々で合計300g。経済的な問題もあり、強力粉100%で作らないのが私のパン。
 レンジでチン(いつもは500ワットで15秒から20秒ほどチンをして醗酵を促す)せず室温で一次醗酵をさせ(一晩)たら、良い具合に膨らんでいました。タッパの中でパンチして、そのまま冷蔵庫に入れお仕事へ。
 で、私の都合で約12時間冷蔵庫でお休み。出してからすぐに成型し、2次醗酵のつもりを室温で約1時間ほど。そこそこ膨らんだのでオーブンで焼きました。

 このところダレダレ生地ばかり生産して、成型なんて問題外、触ることさえできないねちょねちょの二次醗酵ばかり。クッキングシートを敷いたオーブンのお皿にそのまま流し込み、べたーとまあるいパンばかり製造していましたが(それでもパンらしきものになるんです)、久々にパンらしいカタチに焼きあがりました。
相変わらずのストレート1本やりで、いつもオイルは練りこまず、塩と砂糖のみのパンです。
 桃の香りはほとんどありません。酵母液は酸っぱそうな匂いでした。パンの味はなぜかほろっと苦みが、、、。でも酸っパンではありません。色は白くて美しい、そんなパンになりました。凛太郎も美味しそうに食べました。もっとも彼はニガウリを生食う犬ですが。

あなどるべからず、酵母菌の大爆発

2005-06-10 23:24:48 | 雑記
 パンを焼くために酵母菌を育てている。酒粕、干しブドウ、プルーン、イチゴ、ミントといろいろ挑戦しながら、それぞれの味を楽しんでいる。
 醗酵に失敗して、膨らまないパンやもちもちしすぎるパン、酸っパンが出来る時もあるけれど、手作り天然酵母の手作りパンの噛み締めるほどの美味しさにはまって作りつづけている。
 不精者の私とこのパン作りのリズムが合っているのか、今のところ飽きずに無理せずに楽しめている。醗酵に時間がかかるのも、ほっておいたらそのうち醗酵するというお気楽がいいのか、天然酵母パンとは相性はいいみたいだ。

 一度に作る量は酵母液200gに粉300g。それを食べきる前に次の酵母を育てるというゆっくりとしたペース。前に作った酵母液を新しい酵母菌の中に少し入れてやるとすぐにプクプクと泡がわいてくる。そのまま飲んだら酵母菌の踊り飲み。微炭酸のジュースみたいで、これも美味しい。いろんな味も楽しめる。
 今回は明日くらいに干しブドウ酵母でパンを作る予定だった。ビンを毎日振っていたけれど、泡泡してきたので、今晩にでもビンの蓋を開けて、酸素を入れて、餌(砂糖や蜂蜜)を少し足して冷蔵庫で寝かしておこうと思ったのは朝、そして、夕方、ビンを見たら、あらびっくり仰天、ビンの蓋が盛り上がっている。こんなになったのは初めてだ。朝のうちに蓋を開けておけばよかったと後悔してもはじまらない。
 どうしたものか、蓋をねじってもビクとも動かない。開けた途端に酵母液が溢れてくるというのは予想ができたので、大きなタッパの中で蓋に手を添えて、木槌で少し叩いたら。
 
 一瞬何がどうなったのかわからないようなことが起こった。

 ビンの蓋に添えた手に衝撃。
 私の回りの空気が変わった。
 耳にはキーンという音が、蓋は目にも止まらず、どこかに消えた。
 私が目を瞑っただけかもしれない。

 気が着けば、タッパの中にも液はこぼれたけれど、スカスカ、フカフカになった干しブドウと酵母液が飛散している。
 痛いのと哀しいのと。。。

 酵母液の大爆発だった。蓋はあらぬ方向のテーブルの下で見つかった。見事にへしゃげていた。私の親指と人差し指の間は紫色になっていた。火傷をしたようなヒリヒリ感もあり。

 恐るべし酵母菌ぱわーだった。