本日早朝、夢現で物音。
半覚醒状態で、猿か・・・。
私の髪の毛を踏むものがいる。
痛い。
また凛太郎かと思いながら、それでも睡眠にむさぼりつく。
凛太郎は飼い主の枕に乗り、頭の周りを歩いて、今まで寝ていたところから反対側に回るということが時々あるので、てっきり凛太郎と思い込んでいた。
凛太郎の足か胴体かはわからないけれど、踏みつけられている髪の毛を引っ張りぬこうとしたら、いつものようにはいかない。
さらに痛い。ようやく引き抜いたけれど、どうもいつもと違う。
原因を確かめるべく、目を開けたら、ハクが飼い主の頭の方のベッドの隅、部屋の角に身体をはめ込むようにしてお座りをしていた。
「なんやハクか」と、手に触ると、ガタガタと震えている。
物音もまだ続いている。
目を開けたので、ついでに時計を見てみる。5時だった。
「音コワイんか。大丈夫、きっと猿」と言いながらも、飼い主もちょっと気味は悪い。
まさか熊ではないだろう、きっと猿にちがいない と思いながら、確かめに外に出る勇気はない。猿だって十分にコワイ。
家の中にいるのが安全。
そういったことを半分眠ったまま思考する。
ガタガタふるえるハクを抱きしめてやらんと と思いながら、薄情な飼い主はまた眠りの中に入ってしまった。
次に目覚めた時は、ハクは足元で寝ていた。
起きてから、しばらくの間、ハクは飼い主についてまわっていた。
遅まきながら「大丈夫やで」と抱きしめる。
庭に出てみたら、裏庭に生えているソヨゴの枝が、前庭に3本ほど放置されていた。
実が食べられるかと思ったであろう猿が、枝を引きちぎり、前庭まで運んできて食べたがマズイ!ということで捨てられたのだと想像。
ソヨゴの実は苦味が強くて甘味はまったくないそうです。
ヒトがせっかく、剪定せずに染色に使おうと伸び放題にさせておいたものを・・・。
凛太郎の耳がよく聞こえていた頃には、物音にも敏感で、「誰か来た!」と警報のごとく吠えてくれていたので、ハクも合わせて吠えていたが、聞こえが悪くなった凛太郎は熟睡。
起きていても、多分聞こえていない。
だから、もともと音に恐怖を感じるハクは余計に怖かったのだろう。
我が家は3人共臆病モノ。
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
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