すごいぞ!徳間書店!…10月1日に日本でも公開された香港映画『セブンソード』の原作小説『七剣下天山』の和訳本に続き、今度は10月20日に中国で大ヒットした『還珠格格』の日本語版、『還珠姫』まで出版するんと言うんだから、私としては応援しない訳には行かない。
大手の徳間書店より、中国、香港、台湾で書かれた人気小説が翻訳、出版されると言う事は、今まで中国語圏の作品を読む機会が無かった日本の読者にも、中国語圏の作品を知ってもらう良い機会になるのではと思う。
これを機に韓国のドラマだけでは無く、中国のドラマも日本テレビ局でバンバン放映して欲しい。特にNHKなどで、『大長今~チャングムの誓い』の様に中国のドラマも紹介されれば、良いのになぁ…と、私は日頃から思っている。有料のデジタル、衛星放送では、中国のドラマを放送している所もあるが、有料なだけに皆が観られるような放送局でないのが難点だ。
私が子供の頃は、台湾で撮影された『来来キョンシーズ』が日本で放映されていたが、『還珠格格』のドラマはそれに近い“大人も子供も一緒に楽しめる要素”がタップリだ。今でも、広東省の南方電視台では、再々…放送がされている。もとは99年に制作されたドラマだが、中国での小燕子(趙薇:ヴィッキー・チャオ)の勢いは留まる所を知らない。
大きな目に、おちょぼ口、ちょっと舌足らずな中国語、そんな趙薇は『還珠格格』の主役にはまり役だったと言える。そんな可愛らしい、『還珠格格』が日本で観られるのは何時になる事やら…。