まあ、彼が楚昭南をやらなければ誰がやる…と言った所だが、出来るだけ『七剣』のメンバーのまま出演して欲しい。途中から役者が変ったりすると、何だか違和感があるし…。
あと、『殺破狼』は来年3月に日本で公開になるとか、ならないとか…、配給会社は何処になるかは追って知らせるとして、これは日本の香港映画ファンにとっては耳より情報なのでは。
しかも、李連杰の出演は有りかと聞いてみた所、その可能性は極めて低い様だ。理由は李連杰と…グハッ!(口を塞がれた)。
…と言う事で(どう言う事?)、『七剣2』では李連杰の活躍は、ちょっと無理かもと言うお話。
何気に色々と複雑な理由が有る様子、私もあまり突っ込んだ事は聞けませんでした。今後、李連杰と仕事をする機会が有るとも限らないので、文句を言われるのが怖い…(ガクガク、ブルブル)
日本人の映画ファンから、『七剣』の4時間版DVDに付いて聞かれたので、言っておきますが、まだDVDは出ていないが4時間版の『七剣』は存在する。本当に!以前、電影工作室にお邪魔した際、脚本家の張志成氏から『いずれは4時間版のDVDも出るよ。』と言う話も聞いていたので、パンフレット上に書いたのだが、徐克監督は来日した際には4時間版DVDの話ははぐらかした様だ。実は張志成氏から聞いた話では、4時間版の『七剣』は編集具合やストーリーの進み具合なども調度良く出来上がっており、映画公開された2時間半のバージョンよりも良い完成度だったが、スケジュールなど多々の問題が発生した為に2時間半バージョンが公開される事になったそうだ。
私は内心、日本では4時間バージョンを公開すべきだったと思っている。…と言うのは、映画が公開された時点で映画の原作を知っている日本人は、ほぼ居ないに等しかったし、また、カットされた部分が多かった為にストーリーの展開が読めなかった観客も多かったと思う。そして、公開時期も問題だった。中国・香港では漫画の出版やゲーム開発などコンテンツ産業も巻き込んで、数ヶ月に渡る大掛かりな投資と宣伝活動を繰り広げてきた。勿論、中国人や他のアジア圏の華僑達は映画の原作や歴史背景が多少なりとも頭に入っているので、日本人よりずっと飲み込みが良かったはずだ。
しかし、日本で公開になった際、宣伝効果は余り良いとは言えなかったし、8月末に公開を決定してから約1ヶ月では宣伝も十分とは言えなかったと思う。私、個人の考えを述べれば、10月以降の公開が無難だったのではと思う。取り合えず、『四月の雪』と観客の取り合いに成らずに済んだものを…。
それを思うと本当に心が痛い、しかも日本での『七剣』の評判…、あまり良いとは言えないのが残念だ。『七剣2』、是非ともヒットして欲しい。
ここ数日、放送され始めた中国KFC(ケンタッキー・フライドチキン)のCMが、なんと七剣をモチーフとした物なのだ。現在、売出し中の商品のCMだが、衣装などもかなり上手に作って、結構凝った作りになっている。
これが現在放送されているCM(ここをクリック)
最近、中国KFCは発ガン性物質を含む食紅『スーダンレッド』を使用していた問題や鳥インフルエンザの影響を受けて、大きな打撃を受けているが、一時期、鶏肉の代わりにエビフライや鱈フライを売っていたが、最近は新商品を出すたびに問題を起している、中国のKFC…、以前はメキシコ風タコスの姉妹商品、『酢豚風鶏肉』をタコス様の生地で巻いた『咕老鶏巻』を『一度食べたら病み付きになる』の宣伝文句で売って居たが、客からは『不味くて、一度食べたら、もう食べたくない。』との批評を受けたりと、何かと問題が付いて回っている。
…まあ、CMだけは面白いので許せるが、CMでやってるほど美味しい食べ物ではない。フライドチキンは美味しいけど、結構高いので日本ほどお手軽な感じはしない。
今は調度、お昼時なので、この記事を書いていたら何気にフライドチキンが食べたくなって来た。