3月11日の朝。
突然、首が厚くなり、めまいを催して苦しくなり、立ち上がったらもうふらつき。
「血圧上昇か?」・・・・150/90
高いのは高いが、こんな症状が出るか?
気持ち悪くなり少し横に。
何とか仕事はしなければ… 少し治まり、朝食もなんとか。
いざ、仕事してみると、首から頭が辛い。
頭痛薬(イブプロフェン系)飲んで何とかしのげたので、このまま継続。
でも、薬が切れかかるとまた痛みが押し寄せてくる。
繰り返しの投薬。
たびたび測る血圧も130/90 140/90 150/100
高いのには間違いない。
そこで行ったのが以前検査をした内科。
「血圧は以上なし。病的ではない。・・・・もしかしたら首のヘルニアじゃない????」
ということで紹介状・・「金沢脳神経外科」
でもなかなか仕事優先で行けない。
そんな中での20日の長距離運転。
気が付いたら右手第一第二指に痺れが発生。
間違いなく「頸椎ヘルニアだ・・・」
柔道整復師でありながら、今の今まで、疑いながらも確信にならなかった。
そして意を決して
25日に受診。
昼休みを早めにとって、午後の診療も少し遅らせて、
人生初の脳神経外来受診。
(いやいや、仕事で初めての赴任の病院は、木島脳神経外科医院・・・で、働いてた時に一度激痛頭痛発生で診察してもらった過去があったんだった・・)
だから、二度目のMRI
昔と違って静かになった機械音
はい、
結果、やはり「頸椎椎間板ヘルニア」C6・7
「でもそんなにひどくはないね。」
簡単にあしらわれる。
確かに、痛み止めさえ飲んでいれば、首はへっちゃら。でも、指の痺れと筋力低下が‥
「一か月分、薬出しときます。様子見ましょう。」
お決まりの診断。
特に理学療法もなし。
担当医曰く「効果ないでしょう」
だって。
処方箋
今回は、doctorの指示を信じて、薬物療法に専念してみよう。
その流れで、28・29日の息子の引っ越し作業。
600㎞の往復と、家財道具の搬入
薬さえ飲んでれば何とかなるだろう‥‥
とにかく、アドレナリン受容体が極度にハイ状態にての二日間。
おぉ~っ、なんとかなった。
のは、最初の日だけ。
夜、寒風吹きすさむ平塚駅前で、新型コロナの関係で人もほぼゼロの街で、夕食のための店探し。
やっと見つけて入った居酒屋。
お客はうちら四人家族のみ。
自粛規制
だもんね。
ドサッとすわり、お疲れ様のビール。この一杯がうまい!! はずが、
突然の激しい動悸
呼吸もまともにできない。
心臓のあたりをさすりながら、ただただ、なんともないように…祈るばかり。
10分くらい続いただろうか?
やっと治まった。
ビールはやめた。
なんとか食事は全部食べられたが、不安は残した。
不思議と翌朝は、何とか大丈夫。
だが、荷物を運び終えて、昼ご飯でファミリーレストランに入って食事をとろうとすると、またあの悪夢。
突然の激しい動悸
10分で治まるが、尋常じゃない。
帰りの600㎞の道程で、発作で何かあったら・・・・・・
不安ばかりを残してしまう。
息子に別れを告げて、平塚(息子のアパートは秦野市)を後に。
自分を信じて、家族を守る(大げさ)ためにも、無時に帰路を・・・安全運転、ひやひやする運転は禁止、落ち着いて、おだやかに。
無事に自宅到着。
ホッとした瞬間
でも、ここには書けない事件もあって、そうは簡単に安心できないこの時。これはまたいずれ。。。。。
とにかく
よくよく考えて、あの「動悸」はいったい・・
ふとおもいついたのが、
どうも、私にはロキソニン系はあわないのかも。
以前にも、かなり強い「ロキソニンテープ200」を貼っていたら、胸が苦しくなる経験があって、「あわないのかなぁ」と思っていた。
この薬は飲むのをやめてみた。
後日、担当医にたまたま会えるので、聞いてみた。
特別に診察室での対話。
これこれこういういきさつで・・
先生「そんな副作用あったかな?」
看護師「先生、このデータです」pcを指摘。
なんかよく操作できてない先生。
看護師に手ほどき受けながら、やっと副作用のサイトへ。
先生「あ~一応あるね」
そんなもん、もうとっくに自分でサイトで調べ済みやよ。。。わかっとるから質問に来たんや。
「それじゃ、ロキソニン飲まないでね。」
・・・・・
「はい」
「じゃ」
・・・何しに来たんだ。
帰りに看護師
「薬は捨ててくださいね」
それってどうなんだ??
後で知ったが、調剤薬局にもっていけば、副作用の対応で引き取ってもらえて、負担金も戻るらしい。
それを言わない病院も病院。
不信感あらわ。
とにかく、一件落着・・
でも、一か月後の再診。
薬を完全毎日投与で完食したが、4/22の時点では、改善の兆しもない・・。
ここでも質問。
「先生は医師として、どのくらいで自然治癒になると考えていますか
」先生「まあ、個人差あるけれど、2~3か月はかかるね。半年の人もいるし。」
私「そうですよねやっぱり。」
横で看護師もうなずいていた。看護師もそう思っているのだろうか。
先生「じゃ、また一か月分出しときます。様子見てね」
私「どうもありがとうございました。」
帰り際にまた看護師が後ろから走ってきて「次の予約、先生言わなかったけど、薬なくなったらまた来てくださいね。」
優しい一言に「ありがとうございます。次また来ます。」と言ってしまった。本音はしまい込んで。
帰ってから、たくさんの薬をまたもらったが、飲むのをやめてみた。
数週間前から、自宅(接骨院)で、電気療法・温熱療法・頚部牽引を併用して理学的治療も行っていたがこの結果。
薬が本当に効いているのか、わからなくなった。
やめてみて、悪化したら・・・効果があった、というか、改善とは言えないが、悪化は防いでいた。。といえる。
一週間、あまり変化なし。
やっぱり薬はあまり意味がないのか・・・・・・
ゴールデンウィークは半日仕事。
自粛規制で、「家にいよう」だから、家にいるということは、仕事ができる、仕事をするということ。
なんか、変な言い訳で、頑張ったら、思いもかけず、たくさんの患者さんが来院。
三密になるじゃないか!!!!!
そして、指の痺れが変化なしと、思っていたが、段々と悪化していくような症状が・・・。
働きすぎ??
こりゃやばい。
やっぱり。。薬飲もう。
でも、もうひとつ。先祖供養の時期がやってきた
毎年これだけはしっかりと。
その相乗効果なのだろうか?
翌日、劇的に回復!
不思議なくらい、痺れが軽減。
首の硬直感は回旋するとわずかに「ゴリゴリ」といってるけど、確実に改善している感覚。
有難い、感謝。
薬はもう少し飲もう。
先祖には同じく毎日感謝していこう。
一つのヤマ超えられた。
これは今の緊急事態を乗り越えていく、一つの兆しなのかも。
勝手にそう思おうと思う。
3/11発症から劇的改善5/9まで、ちょうど60日間
医療に携わるものとして、いい経験が出来た。
先祖を重んじる一人として、これもいい経験が出来た。
不思議な内容ですみません。。。。blog結語とします。