うなぎで有名な料亭青柳さん、いつか行ってみたいという思いが叶い、初訪問してきました。
長い階段を上り門をくぐりました。
今日は、お世話になります。
よろしくお願いします。
お部屋へ通されました。
快適な室温、そよそよとどこからともなく心地よい微風が吹いてきます。
季節に合わせた掛け軸がかけられ、花がキリッと活けられています。
こちらは、平和公園の記念像を造られた北村西望さんの書、「東山緑水」
山と緑だけ、読めました😆
障子も夏仕様
団扇も用意されていて、伝統的な日本の夏を感じます。
うなぎ定食をお願いしました。
こちらのサザエ、絶品でした。
貝類が苦手なのですが、いつも口にする物と異なり、何この美味しい食べ物は?
というくらい、美味しかったです。
女将さんに尋ねると、手間暇をかけて仕上げているとの事。
何か秘密があるのでしょう。
130年程前、明治時代に建築された建物という事でした。
維持管理されるのが大変かと思いますが、
ちり、ほこり一つ無く、ピカピカに磨き上げられていました。
手の込んだ造作、現代ではなかなか見ることがないです。
メインのうなぎさんが登場してきました。
親戚の方がうなぎ屋さんらしく、そこから仕入れられたうなぎは、カリッとふわっと炭火で焼かれた美味しいお味でした。
まる一匹と肝吸いで、チャージ完了。
土用のうなぎの日も間近だし、ちょうど良かった。
夏を元気に乗り切らなきゃです。
この後、メロンとさくらんぼが出てきました。
お庭の緑が清々しいです。
今はもう目の前の景色が建物で塞がれてますが、以前は、長崎港が眺められる絶景の地だったそうです。
脳内で想像して楽しみました。
外は30度越えの蒸し暑い日でしたが、こちら青柳さんは別世界、幽玄の世界でしばし遊んできました。
こちらの書も北村西望さんのてによる「明日への夢」です。
実は、取引先の大変お世話になった方が退職されるのに合わせてのお食事会でした。
その方のこれからの人生を明るく照らすような書に出会えて良かった。
青柳さん、美味しい食事と素敵な時間をありがとうございました。