長崎駅前に移転した県庁跡地の囲いに展示物がありました。
これが、なかなか興味深いものでしたので、紹介します。
これは、大波止側から見たもので、右手前トラヤと見える建物が、今は文明堂さんになります。
県庁坂になります。
この坂は、長崎にとり、とても大切なおくんちや鐘楼流しの見せ場にもなります。
クラシックな威厳ある建物ですね。
今から160年程前の写真です。
出島の写真、初めて見ました。
上記の写真を模写したものだそうです。
川原慶賀、有名な画家さんですね。
囲いの隙間から中を覗きました。
今は発掘調査がされています。
威風堂々たる石積みです。
こういうお知らせを発案し、広く県民にわかりやすく解説して下さる事に感謝です。
用事で、たまたま通りかかりましたが、目で見て肌で感じることが出来る身近な歴史散歩になりました。
こちらは、県庁のシンボルツリーですね。
県庁が移転し、人通りが少なくなってしまった江戸町商店街さんです。
ピンコロ石が敷き詰められた、可愛い街並みです。
県庁跡地の有効活用で、また、多くの人が行き交う活気ある通りになりますように。
県庁跡地は、水辺の森公園みたいに、広々とした公園がいいです。
30年ほど前に、長崎伝習所という学習グループみたいなものに参加しました。
自己紹介を兼ね、長崎の町にも横浜にある、港が見える丘公園みたいなものがあればいいなと思うと願望を話したのを思い出しました。
その当時の長崎には、原爆に関する平和公園などしかなく、市民が憩える街中の公園はありませんでした。
しかし、時が経ち、いつの間にか素敵な公園が長崎にも出来ました。
長崎市民と港を分断していた倉庫街を取り壊し跡地を有効活用されて出来た水辺の森公園です。
県庁跡地は、この公園の丘バージョン。
森の丘公園は、いかがでしょうか。
まだ、はっきりと、跡地利用が決まってないので、どうなるのでしょう。
復元された出島を眼下に、水辺の森、女神大橋、長崎港の入り口を望める、素敵なスポットになりそうですが、、、
広々とした、気持ちの良い公園がいいなぁ〜。
かなり脱線してしまいました。
危なかったです。
よく守られました。
宗教に名を借りた奴隷貿易、恐ろしい出来事でした。
これから、県庁跡地が、どのようになっていくのか、楽しみに待ちます。
県民にとり、幸せな場所になりますように。
もともと、この場所には今はお諏訪さんに合祀されている森崎大権現が鎮座されていたみたいです。
キリシタンにより長崎の街は発展したという通説を信じていましたが、もともと長崎には長崎氏の居城があり、人々の暮らしがありました。
この県庁跡地も聖地として大切にされていて、森崎の神様が鎮まっていた場所。
神様にお返しした方が良さそうな気がします。