アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

武満徹:混声合唱のための「うた」を...入力

2009年03月21日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
こちらは,現在進行形の遊佐混声の楽譜。
私は「指揮者では絶対に振らない」と思うこの人の作品。
遊佐混声のST先生は,すごいと思う。
過去に何回もチャレンジし,数年前にやっと発表できるレベルに達したとのことだった(足掛け20年らしい)
それにしても,パート練習なんぞやっても,どんな曲だかわからない。

我々は器楽やってる訳ではないが,作曲者は,明らかにそれを求めている。
「お前らは楽器だ」と言わんばかりに...

で,気にしても仕方ないので,例によって曲をMIDIで起こし,全体像をつかみつつ,他者のためにはパート部分を強調してCDにする作業をした。
個人的には,やはり全体を聴いてからの方がずっとわかりやすい。
でも,全パートを弾けるはずもない。

てことで今年も同じ作業をして「余計なお世話」してる私。
でも,許される時間の関係で,今年限りになるかもね。

てことで,細かい部分に目をつぶってもらうとして(おいおい)火曜日に配付予定だ。

(余談)とにかく,武満は既に没した人だが,外国でも名を売った偉大な,しかも素人あがりの作曲家だ。
変にスレてない分,完成のまま音を並べてくるので,他人の感性では難しい,というか突拍子も無い。
と言いつつ「偉大な素人」を目指し後半生を生きたいと思う私には「かくありたい」人なのである。

笹舟

2009年03月21日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
たぶん昭和48年ころ,中学3年の時にはじめて混声三部合唱曲というのを歌った。
その記念すべき曲が「笹舟」という曲だった。

今なら「大地讃頌」とか「モルダウ」とか,去年からは「手紙」とか..いろいろとスタンダードを歌っているのだろうが,我々のころは「未体験ゾーン」だった。

そして,今も印象に残る詩と曲。
探してみると「笹舟」という詩集は絶版らしいし,曲は教科書で採用されたものの見当たらない。
で,私の蔵書..でなく「転勤族の開かずの段ボール」を探すと当時の教科書のコピーが1枚。
それが「笹舟」だったのだ。

今度の合唱団のためには混声三部だと面白みに欠ける気がしたので,一旦,三部のままMIDIにおこしてみて,それから「メゾ」部分を足して変則の混声四部に仕立て直す。
ちょっとお気に入りだ(笑)

upはできないのが辛いが,コメントはお待ちしています。

で,この話には続きが...
ヒントは,タイトルの写真なのですが,これだけでは無理ですね。
次の話をしばらくお待ちください。