先週から息子が、朝、「デイケアに行きたくない」と言い始めました。
今朝はとうとう大泣きで、引き剥がすようにして先生に託してきました。
デイケアに預け始めた頃に戻ったようです(T_T)
原因は幾つか考えられますが、きっと一番大きいのは、英語の問題じゃないかと思っています。
息子の日本語は日に日に上達してきていて、日本語ではほぼ不自由なく意思疎通ができます。
それに比して、どんどん、英語で意思疎通ができないもどかしさも増すのでしょう。
しかも、周りのお友達は日に日に英語でのコミュニケーションがうまくなってきているはずで、
一人だけ取り残されていく感覚になるのもしれない、というのが、私の想像です。
思えば、今の息子は、娘が渡米した、その年齢です。
当時、娘を入れるデイケアを探していて、近くの現地のところに見学に行った時、娘は、
中に一歩入った瞬間からパパの肩に頭を乗せて嘘寝を決め込み、
説明を一通り聞いて中を見学させてもらってデイケアを出た瞬間に目を開けて、
「英語のところは嫌だ」と言ったのを思い出します。
結果、娘は、かなり遠いけれど、日本人の保育園に通わせることにしました。
言葉を話す前から現地校に入れたらそういうこともないかと思い、
息子は早めに現地のデイケアに入れてみたのですが、同じだったのかな、と思います。
この「デイケア拒絶」が、ちょっとした気まぐれだといいのにな…と思いつつ、
今朝の息子を見ていると、どうも、そんなものではない気がして、考えてしまいます…。
「小さい子はすぐに英語を覚えるから大丈夫よ」と、皆言います。
けれど、週3日しか行っていないことが余計に中途半端なのかもしれません。
息子にはなかなか英語が入っていきません。
「家でも英語で話したら?」というアドバイスも受けますが、
もうしばらくしたら日本に戻るので、日本語も忘れて欲しくはありません。
息子はここ数日、家で、「これは英語で何て言うの?」と聞くようになりました。
自分なりに、努力しようとしているのです。
こんなに小さいのに、自分なりに考えながら葛藤しているんだな、と思います。
息子が確実に成長している証拠ではありますが、はたしてどうしたものか…。
…と、こんなことを書いていると、たった今、デイケアの担任の先生から電話が入りました。
私は一瞬、「手に負えないから迎えにきてください」という連絡かと思いました。
教会でやっている半日だけのデイケアでは、よく聞く話なのです。
けれど、息子が行っているデイケアは、教会のではなく、フルタイムのデイケアなので、
利用しているのはたいてい、両親共に仕事をしている人たちですし、
「泣き止まないから迎えにきてくれ」ということはまずありません。
でも、一瞬そんなことが頭をよぎりました。
先生曰く、
「15分ほどしたら落ち着いて、今は楽しそうに遊んでいるから大丈夫よ」ということでした。
私が心配性なのを知っている先生は、わざわざそれを伝えるために電話をくれたのです!
この電話にかなりホッとしました。
私の今日の一日が、ずっとこのことで覆い尽くされずにすみそうです。
そうは言っても、これが毎朝しばらく続くかもしれないと思うと、かなり気が重いです(>_<)
でも息子くんの頑張りはちょっと見逃せないよね、言葉の扉が開く間近かもしれないしね。まぁでも行きたくなければ行かなくてもいいかな、位に思っても良いかもよね~
「一度それをしちゃうと、もう二度と戻れなくなる」と恐れている自分がいて、
「二度と行かなくなった時に、自分の時間が一切ない状態を、一旦、自分の時間を得る経験をしたあとで、再び受け入れられるかどうか」、その覚悟が自分にできてない以上、「じゃあ、今日は休もうか」って、言えない…(>_<)
自分が苦しんでる時に、休んでいいよ、嫌だったら家にいて良いんだよって言われた時の安心感。これは、大きいよ。
小さいながらに一旦状況を引いて見る余裕も出て来るだろうし、息子くんも、ずっとは休まないと思うけどな。
でも、現実問題、それをしようとすると、すでにデイケアの日にはほぼすべて入っている予定をキャンセルしなきゃならないことになるから、もうちょっとこのまま様子みるかな…。
うん、でもそうだね、もうちょっと様子見ても良いよね。案外すぐ解決したりして(^^)