<2014年プチ年表スペシャル~>
(ガサガサかすれた声で)
中居 「これわかんないけどさ・・あの~・・何?ヤじゃないの?これ。聞いてる人とかさ。 こんなきったない声でさ・・ その・・やっぱりこう・・“耳障り”みたいなのってあると思うの。 俺・・あきらかにさ、俺が逆だったら聴かないね。 逆だったらだよ。」
「や~・・でも、ホントね! あの・・前も話しましたけど。ここやっぱり1年・・ぐらい ここ1年、2年ぐらいかな。 ずーっと枯れてるなってのあったんですけど・・やっぱ年末になると・・・やっぱりもう ダメだねえ・・え・・でも、あの・・ホントに・・これはね、何かしらね、おかしい。 ・・フッ フハハ(笑)」(スタッフも笑)
「ん・・・もぉ・・ダメだね・・。 これ、何のせいか分かってんの! ・・だいたい分かってる。今はもうしょうがない・・あの・・期首、特番・・年末年始・・クリスマス・年末年始だから。しょうがないってのと、やっぱり・・「UTAGE!」・・・「窓」、「図書館」・・この3つだね。 フッ(笑)ククク・・」
「やっ、あの~・・・“はしゃぐ”。 “はしゃぐ”つったらオカシイけど・・。 張らなきゃいけない番組だよね。 「金スマ」とかはまだコレいけるんだ・・・でも、たま~に「スマスマ」もやっぱりいかなきゃいけないのあんだけど・・ で、「仰天」が・・年末年始明けて、9時間あるのよ。スペシャルが。」
「4時間・3時間・3時間みたいな。10時間とか分かんないけど ・・それはムリじゃん。 で、笑福亭さんさ・・打ち合わせしないの あの人。 あの人、打ち合わせしないんんだよ。 で、俺 何日か前に打ち合わせして・・ま、入れてくだけ入れこんで・・入れないと不安・・そうすれば、“いやいやっ ちょっと待ってくださいよ” みたいな事ってやってるとこうなっちゃうのよ・・・(チッ)ヤッバイよ・・ホントにちょっと・・・」
「 『さ、多分ですが 2014年最後の放送です。これが流れてる頃、中居君は「紅白」以外の仕事まだあるんでしょうか?』 紅白とね・・うん・・あと「かけ算」をね、ここら辺でやってんのかな~?・・『年越しはどうしてるんですか?「紅白」終わりで一人で寂しくないですか?』 1人じゃないです。パパんちへ行くから。・・・うん・・・」
「でも、つい・・31日終わってから家帰るから・・パパんち行くから・・直接行くから、家帰るから。「紅白」前に準備してから出掛けるの。 家に居るんだったら・・ あの・・準備して行くけど。 でもネッ 31日の夜でしょ?・・1日の朝・・ 30日の夜にはもう用意しておく。次の日だから。」
「で、もう 30日の夜になんかスーパー行くのあれだから、29日ぐらいから。 3日分、用意しておくかな。 さ!今夜は2014年のいろんな事を振り返ります。 その前にこの曲からスタート。 そーーとー汚いね。 SMAPでユーしちゃいなよ。」
曲:ユーモアしちゃうよ
~CM明け~
中居 「 『2014年の色んな事を振り返ってみましょう』 ということで・・・え~・・まとめた表があるんですけども。 (ガサゴソ・・)1、2、3・・4、5、6・・7ページのですね、まとめた表・・・1ページにね、7~8・・ぐらいの項目があって・・ね?7ページ。 これ、56・・60近くあるんですも。 ちゃんと抜粋しとけよぉ!」
「何やってんだよ、コバヤシ君。(スタッフ「はぁ~い」) これ、一個一個やってくの?」
(スタッフ 「いや、だからパッと見て・・」)
中居 「で、どれに俺が引っかかるかな・・って事でしょ? だからさいっしょから引っ掛けとけって。」
(スタッフ 「(笑)はぁい・・」)
中居 「 約1年前、1月。えー? 『全日に発見された直径2mから3mの小惑星が地球にきわめて接近。大気圏に突入し、消滅したと推定されている』 俺、これ引っ掛かってると思う? ね?」
(スタッフ 「いや、ま・・引っ掛からないだろうな~・・とは・・」
中居 「・・え~・・『たかじんさん、死去。64歳。1月3日』 えぇーっ、そんな前なんだ。 「金スマ」でもやらさせて頂きましたけどね~・・・。 出た! 『科学誌「ネイチャー」にSTAP細胞・・』 “STAP”って見るとほんっとSMAPに見えるよね。」
「俺さ、ラテ欄とかさ、見るとSTAPって書いてあると、当時・・何かしら“SMAP”に見えて・・・」
「えっ!?って思うよ。で、「あ・・STAPか」・・ えっ!?・・「あ・・STAPか」・・ えっ!?「STAPか」・・ えっ?「SMAPじゃん!!」みたいな。」(スタッフ 笑)「ホントのSMAPの方じゃん!!」つって・・」
「 『発表直後から論文の不正などが指摘され、小保方さんが記者会見。』・・晴子さん・・ねっ? これ、フツウのおっさんだったらさ、こんななって無かったんだろうね。 そういう事でしょ? うん・・」
「そうなのよ。 ホント、男女平等とか言ってるでしょ?男女平等じゃないんだって。 見方も、捉え方も。取り上げ方もさ。 これフツウのおっさんだったら・・(おっさん風のマネ?で)『スタップ細胞はぁ~・・あります!』 とかって言ってたら違うのよ。 ・・も、周りの言ってること違うんだからさ、分かんない俺・・男女・・平等、みたいのあんでしょ!? 平等ならないよね。 無理でしょ?まだ。」
「ゆーっくりやってけばいいんだけど。 だってやっぱりさ、見方・・ね?捉え方、この露出の仕方とかさ・・ だって、俺なんかがさ、男性がさ、例えば何?・・女性に対してさ、こうタッチ(パンと手を叩く音)するじゃん・・ 「イェ~イ」とかってするとするじゃん? それがなんか・・何?「セクハラ」って言うじゃん。 で、女性がやってもさ、ほぼ、ほぼ、ならないでしょ?」
「・・なんかあったね? あのー・・あったでしょ?なんか。 “早く結婚しろ~”みたいな。何月?あれ・・」
「(ガサゴソ)・・6月?あったね・・『東京都、議会。本会議』 あれ、俺が言われたらさ・・女性がさ、俺なんかにたいして 「中居君、そろそろ結婚しなさいよ~」・・とか、言われたとするじゃん? 「おい、ちょっと待てと」・・ってなるじゃん? それなのに男女が云々とかね、なっかなか時間かかるでしょ?・・・うん・・・」
「 『ゴーストライター、新垣さん。』 新垣さん、いっぱい出てるね。良かったね・・。」
「まぁ~・・・これはなんとも言えないな・・・ 難しいね。 だから“自作”って言っちゃったのが良くなかったんだろね。 「いや~、実は新垣さんっていう人と一緒に作らせてもらってる」とかさ、「新垣さんに手伝ってもらってる」とか。うん・・・」
「えー・・『ソチオリンピック』ありました。『東京都知事選挙、開票・・・党・・離れ・・無所属の舛添さん、初当選。』 うーん。ねっ、そして3月。(バン!と机を叩く音)これだよ、マレーシア航空・旅客機370便。 ねっ?『約39人の乗客乗員・・台湾のトーチュウ島付近で消息を絶つ』・・『行方不明。インド洋南部に墜落したとみられてる』ってさ、この!時代よ!?・・レーダーだ、なんだ・・つって 宇宙衛星だ・・つってさ、今ねっ? 宇宙に何々が行ってる・・とか、はやぶさ・・何?(スタッフ「はやぶさ・・」)はやぶさワン、ツー?・・分かんない、それ。 行ってるわけじゃん。それずっと感知できるわけじゃん。 で、ずーっと監視できるわけじゃん。・・・・おかしいよね!」
(スタッフが何か話しかける)
中居 「でも!・・ね、色んな検査の・・ね?あの・・こういう事に限らずさ・・ 突然消えてもさ、保険のレーダーがあるわけじゃん。保険で見てるとこあるわけじゃん。 ・・俺ね、これはね、今年の中で俺、一番かもしれない。 ホンッとに。」
「それが「分からない」ってわけ無いと思う。 んじゃさ、海の中にじゃあ入っちゃった・・って仮定かもしれないけど・・ それでも見つかんないわけないと思うワ。 沈むまでも時間あると思うよ。 でも、ホントにこれ見つからないってことは、もーぉ、なだらかに・・あの・・水面にこう水平にチャポーン、チャポーンじゃなくて、もう真上から真っ逆さまにズドーン!っていってるよね?」
「・・・そうじゃないとさ、海底まで行かないもん。」
「海底のさ、海底になんかさ・・・ なんか・・潜らせてさ、無人ナントカの潜らせてさ、海底の中だって調査してるワケじゃんか。 それが魚のなんか・・なんか・・海の中はどうなってる?みたいなさ。そういうのもさ、活発に行われてるにも関わらず、これが見つからないのオカシイよね!」
「 『3月の31日。 フジテレビ系列の長寿番組「笑っていいとも」がぁ 放送終了』もうあれ 1年前かぁ・・すんげぇ 昔に感じるなあ、あれ。」
「・・・・・・・泣いたなぁー・・・・・・・うん・・・・・」
「「笑っていいとも」ねぇー・・・ 大変だったなぁ・・なんか・・ いまだに曜日感覚がチョット分かんないからね。 うん。 火曜日・・火曜日、生放送って・・ 火曜日から・・火曜日はね・・皆さんにとっての「月曜日」みたいな。 俺は火曜日が一週間の始まりみたいな感じだったんだよなぁ。」
「今年は役者さんが亡くなった・・のがね、多かったねー・・。」
「3月に宇津井健さん。3月の30日、蟹江敬三さん。(ガサガサ)最近だと、高倉健さん。 ねっ? 林隆三さん。(ガサガサ)菅原文太さん・・・うーん・・」
「・・・ちょっとね・・ 役者さんが・・(ガサガサ・・)・・うん・・・ でも、皆さん、70から80の方かな~・・・うん・・この間ね、お芝居のスタッフの人達とちょっと話してて・・ 僕、今「ナニワ」っていうの撮ってて、終わって・・俺が「ナニワ」・・20年前か・・20年前の時に、ちょうど小林薫さんが・・ 今の俺ぐらいの年だったのかな。 うん。」
「でも、その時点でちょっとやっぱり、もう・・ うーん・・貫禄というか、“貫禄”っていうと、小林さんが居て、緒形拳さんが居て・・ もう、貫禄あるのよ。 おじさんの貫禄が。 ねっ?」
「・・・・・・・で、俺がハタチ・・22、3の時でしょ? で、42歳で貫禄がある役者さんが居た、と。 ちょっと もう白髪混じってて、ヒゲはやして・・みたいなさ。」
「・・・・で、健さんが亡くなられた・・ 文太さん亡くなられた・・ 林隆三さん・・ 今、俺なんかがそのポジションなのね。42のさ。 ハタチぐらいの人が主演やってるドラマん中の、なんかチョット・・雰囲気のあるさ・・こう貫禄がある・・ 残念ながらね、俺さ、その・・そういう貫禄が無いのよ。」
「・・ううん。 アイドルとして、とかジャニーズの後輩から見て、とかは分からないよ。」
「ホント、芝居の中、作品としての「絵」として・・“おじさん”。」
「今、俺じゃん。その年になってんじゃん。 で、残念ながら・・・あのぉ・・みんな、・・俺も含めてかもしんないけど、ちょっとねえ・・うーん・・や、俺、自分で良く言ってるわけじゃないけど、ちょっとね、「若い」のよ。 なんせ! 」
「で、今・・40前後で似合う人って誰なのかな?って。 ・・・みんな若くてさ、中年のさ、なんか・・ちょっと視聴者から見ると敵になる人とかさ、汚い感じとかさ、・・・ それが似合う人が・・だから俺が今、ホントにチョット歌舞伎になっちゃうね。中村獅童くんとか・・でも、そんな感じでもないね、歌舞伎のイメージがあったりするから。」
「それこそ、俺とかやんなきゃいけないとこなんだけど・・ ・・これってやっぱ、マズイんじゃないか?つって。」
「じゃあその上・・つったら、変な話だけど・・俺の10コ上ぐらいかな? じゃあ誰?つったらさ、役者さんで言ったら、うーん・・なんか同い年ぐらいの人? それこそ、堺雅人くんとかさ、・・ん・・ちょっと上になってくると織田裕二さんとか、江口さんとか、ちょっと上になると、貴一さんとか佐藤浩市さんとか・・ 申し訳ないけど、若いのよ!あの人たち。」
「美しいのよ。」
「・・・や、俺もその中に入っちゃってるのよ。 や、俺 そんな役者じゃないから、あれなんだけど。 ・・あー・・でも、これもしかしてどの世界にもい・・でも、これ俺が見てるから?・・近い 10ぐらいしか違わないから感じてることなのか・・ でもやっぱ、キレイだよね? ・・唐沢くんとかキレイじゃん。」
「上に行ったら、山崎努さんとか・・ ちょっと下だったら、西田さんとか武田鉄矢さんだよね。 うん。 でもあの人たち、まだなんかその感じがあるのよ。 うん! いい意味で汚い感じも出来るというか・・ うーん ・・なんか、身を削れる役者さん・・な感じするんだけども、ちょっと下になると・・・ ちょっとやっぱりこれ、居ないんだよね・・ う・・・ん・・・」
「でも、これは、ハタチぐらいの人から見ると・・俺が22、3の時に、薫さんとか緒形拳さんとか、原田芳雄さんとか・・ちょっとやっぱ違うじゃん!うん。 無精ひげを生やして・・別に俺、バラエティなんかいいんだよ、役者だけやらせてくれよ、芝居だけ・・な人。」
「・・歳取ったからかなぁー!?」
「織田さん、江口さん、ね? 唐沢さん、貴一さん、浩市さんみたいな人たちのことをハタチぐらいの人は『うわっ シブいジジイだな』って。 ハタチから見れば、ちょっと俺なんかの事もそう見てんのか?」
「・・でも! ・・分かんない。小林薫さんのことは、俺 ハタチぐらいで「もういいオジサンなんですから」って言える人なのよ。 それはもしかして、緒方拳さんにも 俺もしかして言えたかもしれない。 もう「おじさん」を受け入れてるからね。 うん。 年相応の芝居をしてるからさ。 いや、いいことなんだよ全然! うん。」
「・・・・だから きったないおっさん 居なくなっちゃったよね。」
「だから、今ホント居なくなったもん・・山崎努さん・・ で、この間ちょっと話したけど・・「白髪」もさ、それを受け入れてパッと出してる人って今、どんだけ居るのかな?って。少なくなってるでしょ? うん・・」
「っていう話をこの間、ギバさんと話したの。」
「 「ギバさんね・・」って。 いや、俺この間ちょっとチラっと話して、なんか考えたんだけども・・って。 でも、ギバさんは話聞いたら・・『俺、一回も(髪を)染めたことない。出てきたらそのままやってる。』って言ってたから。 ああ、ギバさん そういう人になるんだなぁ~・・って。 うん。」
「もう、ヒゲとさ・・ 白髪やってるじゃん、あの人。 『「この人、若いね」とか「キレイだね」とか・・そんなんじゃねーんだよ』って。・・・って、いうのをチョット・・俺は、凄く大事な人になるんじゃないかな・・と思ったりする。」
「・・・・・・・・俺、どうしようかな・・・って思ってる・・」
「あれっ?」
「年表、全然行かなかったよ・・。 イエスウィーアー。」
曲:Yes we are
~エンディング~
中居 「 そうねぇ~・・・・でもっ 俺らもそうなんだよ。やっぱり。 アイドルってのもあんだけど、んん~・・・竹中直人さんとかさ、うーん・・・・ よいお年を。 さよならッ。」
おまけハガキ 「一番好きな漬け物はなんですか?」
中居 「浅漬け! よいお年を!」
そっか~・・ひろちゃん、今まで共演してきた「おじさん」の役者さんたちをカッコイイ、きっとそう見ていたんだよね。
自分もその年になったら、そんなシブい男になれるかな?なってみたい・・そんなふうに漠然と思ってたりしたのかなあ?
でも、時代かもね。
中居君がアイドルだから、とかそういうこと関係なく。
今、昔と比べて見た目とかも性別がボーダレスになったり・・「アンチエイジング」とか「美魔女」なんてもてはやされる時代ですから。
これから「どうしようかなあ」 と考えているのかな。
常に「挑戦」ですね。
そして、中居君は・・SMAPはそれが好きなんだね。わざわざ選んでいくようなとこある(笑)
でも、そんな君たちが好きです。
いっそのこと、「かつて」のカッコイイおじさん・・・とはまた別の新しい世代の新しいモデルになって欲しいなあ。
それってカッコイイじゃないスか(^m^)
で。
・・・・ホントに、ホントに、2015年になったら、ほんとーに!!!喉をちゃんと診てもらって(涙)お願いですから・・
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