地下天然資源、植物、家畜。 これらは、人間が育てなくても元々、自然界に存在していたものです。 時々、パニック映画等で人間に襲い掛かってくる生物のお話は多い。 だが、実際には人間側の都合で絶滅に追いやられた生物も多い。
例えば、ミツバチ。 ミツバチがいるから、単純に蜂蜜が得られる。 養蜂家は全国を移動していると言われています。
ミツバチにも抗生物質が必要なようで、天然の抗生物質と言われているプロポリスを用いた歯磨きペーストも販売されている昨今です。
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例えばこれです。競合品も販売され始めているようですけどもね。
農業には地下天然資源が必要です。 原油を精製したから出来上がった灯油が日本の寒い気候に植物を合わせるために用いられています。 だから、国産マンゴーが高値になっているのです。ほぼ輸入品に依存していると言われている肥料だけが農業で使用されている地下天然資源ではありません。 土自体もそうですけどもね。
家畜もそうです。 競争が繰り広げられた結果、現在の形式で牧畜農家が現れています。 国によっては、水の使用量が少ない鶏肉が主要畜産物になっている国もあるようです。宗教上の理由が無い地域では、豚も飼育されています。 所が、その鶏も豚もインフルエンザの脅威にさらされています。 牛もBSEの発生と水等の資源の使用量が多いから、単純な競争だけでは話にならない位に事業の継続の難しさが指摘されています。 まぁ実際にレザー方面の加工業者から話を聞いたのですが、「BSEの影響で牛が多く殺された結果、商品の仕入れ値が値上がりした。」 トリやブタの生産量が疫病等によって将来、激減した場合似たような問題が発生しかねません。 鶏肉、羽毛布団、スエードやヌバック等のピッグレザーの値上がりは十分に考えられます。
将来、我々が変革をするとした場合、どのような選択をするのでしょうか? 自由経済は認められるが、合理性を追求した上で、省エネ型の経済が求められるかもしれません。
実は、ある意味において破壊的な意見が存在する。 冷戦時代に、本当に旧ソ連が西側社会に、戦いと挑む時期があったが出来なくなった。 理由は、農作物の不作だったからです。 以前、1960年代生まれ人の意見の中で「旧ソ連が崩壊するとは思わなかった。」といった意見がございましたが、こういったこともあるのです。
人間がいかに自然に頼っているか? 題名で採用しましたが、一般的な経済競争だけでは話がまとまらない位に、自然との共存共栄が今、注目されています。