私とは何か?と問うことに気付いている「私」とは何か?

私とは何か?意識の起源とは何か?悟りとは何か?般若心経とは何か?これらの問いの答えを考える。

合わせ鏡と悟り

2024年08月28日 | 意識と悟りの構造

合わせ鏡の間に入ったとき、結構必死に奥の方を覗こうとします。

でも、自分自身が邪魔で、あまり奥まで見えません。

「悟り」について考えるとき、合わせ鏡は参考になります。

合わせ鏡は、自分自身を消せば、無限に奥の方が見える。

(実際の合わせ鏡は有限です)

この「自分が邪魔で見えない」状態が悟りに似ていると思いました。

「自分が邪魔」で、「意識の焦点」が、何なのか悟れていない

自分自身を消せば、「意識の焦点」のみが顕わになり、この「意識の焦点」が実在だと悟ります。

人間が「意識の焦点」を存在させているのではなく、「意識の焦点」が、人間の存在を在らしめています。

人間を含めた世界全体を在らしめています。

合わせ鏡で無限に永遠に遠くの方を探すのではなく、今ここに在る、「意識の焦点」が無限で永遠です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人間と意識の顛倒夢想、戦争... | トップ | 虹入り水晶と悟り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

意識と悟りの構造」カテゴリの最新記事