年内最後のお引渡し

今年は北海道のあちこちを駆け回って仕事をさせてもらいました。
今週は十勝・芽室町のお宅のお引渡しをしました。


直前の掃除の様子。窓から日高山脈とカラマツの景色が見えました。
設計者が望んだ以上の風景を見る事が出来るこの土地のパワーに感動します。


必要最小限の大きさのリビング。家具を置いたらきっと何でも程々に手が届く距離になります。
窓からの雄大な景色が窮屈さを感じさせません。こういう環境では豪壮な暮らしをする必要がないのだと改めて思います。


趣味室へと上がる階段。ご夫婦それぞれの素敵な趣味の様子を、落ち着いたら是非お見せしていただきたいと思います。


塗装は久々にこの茶色を選ばれました。赤みがやや強い茶色ですが、建物の大きさにとても良く合っています。


トイレ、洗面、浴室のまっすぐな動線は、我が家もそうですがとても手入れがし易く、多くの建主さんのお宅でも採用しています。


コンパクトな家でありながらも個室は二つ。その先に皆が集まるリビングのあるプランです。


今年の締めくくりにふさわしい記念の日となりました。
雄大な十勝の空を眺めて帰ります。夏から工事が始まり、可能な限り通いました。
その前に冬も春も土地を見に来たりして、今回のご依頼がきっかけで十勝がとても身近に感じられるようになりました。

今年一年の走行距離は３万キロ。地球一周には届きませんでしたが、良い仕事をさせていただきありがとうございました。