周平の『コトノハノハコ』

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#193 『桜吹雪』

2017年04月02日 | 作詞作品集
きっと また誰かと
離れゆく時が来ては
きっと その先でまた
誰かに出会うのでしょう

花が咲いては散るように
出会い・別れ 繰り返す
鳥が羽ばたき発つように
人も何か求めて

過去と現在(いま)に縛られずに
心動くまま未来へ
儚き夢 抱(いだ)いて

桜吹雪が舞う
思い出と同じ数の
花びらが踊ってる
春の並木道
必ずまた会える
会うべき運命(さだめ)の人は
そしてまた その時は
きっと今日と同じ道
桜の花びら
ひらひら舞っている


きっと また何かを
この手にしたと思えば
きっと その先でまた
何かを失うでしょう

風が突然吹くように
人も心移りゆく
月が満ちて欠けるように
不安定な夢たち

過去と現在(いま)が違うように
未来なんて想像など
出来やしない風景

桜吹雪が舞う
見た夢と同じ数の
花びらが散ってゆく
春の並木道
流した涙より
笑顔の数が多いか
分からない だけどまた
きっと今日と同じ道
明日(あした)も夢見て
ゆらゆら揺れている


桜吹雪が舞う
思い出と同じ数の
花びらが踊ってる
春の並木道
必ずまた会える
会いたいと願う人は
涙でも 笑顔でも
きっと今日と変わらずに
桜の花びら
ひらひら舞っている