周平の『コトノハノハコ』

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むかしのかし~其の二十一~ 『夢への階段~春夏秋冬、雨の日も、風の日も~』

2018年06月15日 | むかしのかし
皆様こんにちは!
梅雨に入り、ジメジメしたこの時期にジメジメした「むかしのかし」をお届け致します。
今回の作品は20歳最後のオリジナル曲の歌詞です。

『夢への階段~春夏秋冬、雨の日も、風の日も~』という、愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない的なクソ長いタイトルです。

上京してからの2年間、音楽学校に通いながら住み込みでやっていた新聞配達を歌った曲の歌詞です♪
特に周平が配達していた区域はエレベーター無しのマンションなどが多かったため、階段が多い事で嫌がられていた区域でした。
その階段を夢への階段に重ねて書いた歌詞です。

「むかしのかし」も今回を除いて、ついにあと3回!
どうかもう少しだけお付き合いくださいませ。

若かりし頃の周平の最期も近いです。
その最期に向けて今回も歌詞の後には強烈なセルフツッコミありです!


『夢への階段~春夏秋冬、雨の日も、風の日も~』

作詞:周平(当時20歳)

ふとしたきっかけで
抱いた夢にマジになって
周りさえも見えない位
まっすぐだったあの日

誰にも力は
借りたくなかったから
一人であの町を出たんだ

春が行き 夏が過ぎ
秋が去って 冬が来る
どれくらいの言葉を費やせば
この想いは届くのだろう


足早に進むこの街
止まっていたら
つぶされそうで
どこも痛くない筈(はず)はない
こらえて進むしかなくて

ここまで来れただけで
奇跡だったけど
これからもこの道を歩きたい

夢を追うためにする努力は
時に夢をさらうもので
どれくらいの階段を昇れば
夢へと辿りつけるだろう


夢を失った奴はおいてゆこう
明日は誰も待ってはくれない
「あきらめた」って言葉
口にした瞬間(とき)から
本当の挫折は始まって
「大人」を「つまらない大人」へと変えてゆく

春の希望と 夏の現実
秋の別れと 冬の孤独
どれくらいの想いを繰り返して
夢へと辿りつくのだろう

雨の日も 風の日も
暑い夏も 寒い冬も
どんな時も僕は夢を追ってた
手の届かない星と知りながら

【今回のセルフツッコミ】

・「周りさえも見えない位まっすぐだったあの日」←そうですね、新聞配達初日の開始数分で周りも見えない位まっすぐにブロック塀にバイクごと突っ込んでいきましたよね。上京翌日に事故る人も珍しいと思います。

・「誰にも力は借りたくなかったから」←親から色々送ってもらってましたよね?

・「どれくらいの言葉を費やせばこの想いは届くのだろう」←本当です。どれくらいの言葉を費やせば、このセルフツッコミはあなたに届くのでしょうか?

・「どこも痛くない筈はない こらえて進むしかなくて」←あぁ、道路に撒かれてた油でスリップして起こしたバイク事故か。もう2度目でさすがにバイク恐怖症で仮面ライダーも嫌いになるところでしたよ。

・「夢を失った奴はおいてゆこう」←初日の事故でバイクを失って自転車で配るハメになり、先を行くバイクの先輩においていかれた腹いせですか?

・「あきらめた」って言葉を口にしてないけど「つまらない大人」になってしまいましたが何故でしょうか?