周平の『コトノハノハコ』

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#215 『礫 -TUBUTE-』

2024年08月01日 | 作詞作品集
思い通りにならない運命を
何かの所為にしたくて
転がる礫を放り投げた

虚しく流れゆく毎日に 
焦りを感じながらも
礫は削れ丸くなった

そんな日々の中にいても
たとえ川のドン底にいても
腐り切ってはいなかった
ゴールがどこかも分からずに
足掻いて藻掻いて泳ぎ続けて

今 輝いてる夢の宝石は
いつか川へ放り投げた礫
流されて抗って
色んな景色を見て
現在(いま)に辿り着いたんだ
今 笑顔でいる夢の宝石は
苦しみや悲しみも知る礫
小さくて弱くても
輝いて見えるのは
陽(ひ)が当たらない世界も
知っているから


がむしゃらに転がって行く日々の中
少し流れただけなのに
気がついたら1人になってた

悲しいほど届かない空を
ただ見上げているだけは嫌で
全力で流れをかき分けた

記憶の先にかき残しておいた
汗と涙で滲んだりしちゃって
もう一度鮮明になぞって
必ず咲かすと決めたんだ
あの日胸に蒔かれた夢の種

今 煌めいてる夢の宝石は
いつか色も失くしかけた礫
悩んでも迷っても
解けない問いを解いて
此処に辿り着いたんだ
今 光放つ夢の宝石は
挫折という言葉も知る礫
決して綺麗ではない
川の水 掻き分けて
陽(ひ)が当たる地上の日々
待っていたんだ


描いていた未来図とは
少しくらい違う毎日も
陽だまりを向いてれば
必ず愛せる現在(いま)になる
足掻いて藻掻いて泳ぎ続けて

今 輝いてる夢の宝石は
いつか川へ放り投げた礫
流されて抗って
色んな景色を見て
現在(いま)に辿り着いたんだ
今 笑顔でいる夢の宝石は
苦しみや悲しみも知る礫
小さくて弱くても
輝いて見えるのは
陽(ひ)が当たらない世界も
知っているから

※この曲を歌われているJoonhoさん本人が書いた箇所を含みます。


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