＃７１ 『止まったままの僕の時計』

（２００７年１０月２日アップ）

君がいなくなった時から
僕の時計は止まったまま
何もやる気でない時間流れて

こうなる事　分かってたら
もっと一緒にいれば良かった
後悔だけが胸を締めつけてる日々

短い命　そのワンシーンを
共に過ごしてきた僕は
どれくらい生きる希望になれたのだろう？
君にとって

春の花も　夏の海も
秋の風も　冬の雪も
また　君と一緒に眺めたい
そう　もう一度　手をつなげるなら
「愛してる」と　
届くはずもない言葉を今さらだけど
また　いつかどこかで
会えるような気がしてるから　ささやいてみてる

まだ　時計は止まったまま


仕事に追われた日々
君からの励ましのメール
たくさん君にチカラもらっていたのに

忙しい事　言い訳にして
僕は何もしてあげずに
甘えてばかりいたのに　
君はいつでも　笑顔だった

愛の意味と　その重さを
明日（あす）の夢と　その答えを
また　君と一緒に探したい
でも　それはもう　叶う事はない
「ありがとう」と言えばきっと
それで終わる　そんな気がして
まだ　君の姿を探してる
もう　この世には君はいないのに


ちゃんと君に別れ告げられていたのなら
僕の時計　止まる事はなかったのに

春の花も　夏の海も
秋の風も　冬の雪も
また　君と一緒に眺めたい
でも　それはもう　叶う事はない
「さようなら」と言えばきっと
楽になれる　分かってるけど
まだ　君の姿を探してる
もう　この世には君はいないのに

まだ時計は止まったまま