周平の『コトノハノハコ』

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#206 『夢見続けてゆくだけ』

2022年03月07日 | 作詞作品集
夢見続けてゆく事
それが僕にできる事
自己満足な旅はまだ
終われそうにもないんだ

誰かに強制されたわけでもない
それが夢
諦めたところで
誰も損なんかしない

だけれど応援してくれる
誰かがいるのなら
その夢はいつしか
使命に変わってゆく

始まりのキッカケが
あったのと同じように
終わりにするキッカケも
あったのに無視した

夢を追いかける事に
終わりなんか来ないでしょ?
世界がどっち向いたって
夢見続けてゆくだけ


誰かに褒められたくて
夢を追うわけじゃない
好きに生きてるだけ
ちっとも偉くはない

右も左も分からず
独りで歩き出した
あの日の僕と
未だに張り合っているのさ

夢を見なくなる事が
"大人になる"じゃないでしょ?
未来がそっぽ向いたって
夢見続けてゆくだけ


夢見続けてゆく事
それ即ち生きる事
それしか僕が僕のまま
在り続ける術がない

夢という物語に
終わりなんか来ないでしょ?
この心・身体 すべてで
夢見続けてゆくだけ

夢見続けてゆくだけ


2 コメント

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Unknown (汁なし太郎)
2022-06-02 02:35:34
歳を重ねた自分にはとても身につまされる詞です。
同時に励まされました。

応援してくれる存在がいてくれるならそれに応えるのは使命なのだということ、深く染みました。
自分には、今叶えたいが困難な願いがあるのでより一層に染みました。

年月や環境と共に、夢の見方も追い方も、時には地図や道順が変化しうるものかもしれません。
しかし揺らがない夢の軸さえ見失わなければ、人生の水先案内として追い風がきっと吹いてくれると鼓舞されました。
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>汁なし太郎さま (周平)
2022-06-02 19:27:26
こちらにもコメントありがとうございます!たしかに、この曲の1Aメロ~1Bメロの歌詞は「夢」を「人生」に変換しても意味が通りますね。
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