『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

機会は鳥のようなもの

2009年05月17日 | 心に響くことば

       『機会は鳥のようなものだ。まだ飛び出さない前に捕まえなければならない』

                               フリードリヒ・フォン・シラー



 上の言葉はドイツの劇作家、詩人のヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー(Johann Christoph Friedrich von Schiller、1759年11月10日 - 1805年5月9日)の言葉です。現代では“シラー”となっていますが、 日本の古い本では、“シラー”ではなくて“シルレル”となっています。たぶん当時は名前の「Schiller」というのをドイツ語読みした音で表記したのではないでしょうか。

 このシラー、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞の作者としても有名です。

 さて今日の言葉、「機会」についての言葉ですが、「機会」というものをどのように捉えるか、またはその表現の仕方は、時代や洋の東西を問わずさまざまな名言や格言が残っています。このシラーの言葉もその中のひとつです。

 それにしてもこの「機会」と言うものですが、誰にでも訪れるものなのでしょうか。もしくはある特定の人たちにのみ訪れるのでしょうか。それについて「機会」を逃さず成功した人の代表格とも言える、アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie, 1835-1919)はこう言っています。「誰でも機会に恵まれないものはいない。ただそれを捕まえなかっただけだ。」

 今週も「機会」が目の前を通り過ぎる前に捕まえたいと思います(笑)。

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