『機会は鳥のようなものだ。まだ飛び出さない前に捕まえなければならない』
フリードリヒ・フォン・シラー
上の言葉はドイツの劇作家、詩人のヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー(Johann Christoph Friedrich von Schiller、1759年11月10日 - 1805年5月9日)の言葉です。現代では“シラー”となっていますが、 日本の古い本では、“シラー”ではなくて“シルレル”となっています。たぶん当時は名前の「Schiller」というのをドイツ語読みした音で表記したのではないでしょうか。
このシラー、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞の作者としても有名です。
さて今日の言葉、「機会」についての言葉ですが、「機会」というものをどのように捉えるか、またはその表現の仕方は、時代や洋の東西を問わずさまざまな名言や格言が残っています。このシラーの言葉もその中のひとつです。
それにしてもこの「機会」と言うものですが、誰にでも訪れるものなのでしょうか。もしくはある特定の人たちにのみ訪れるのでしょうか。それについて「機会」を逃さず成功した人の代表格とも言える、アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie, 1835-1919)はこう言っています。「誰でも機会に恵まれないものはいない。ただそれを捕まえなかっただけだ。」
今週も「機会」が目の前を通り過ぎる前に捕まえたいと思います(笑)。
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今日も有り難うございます!