NY、それは、毎日が初体験の連続な街。
おなじみのワークショップでは、毎日毎日新しいことにぶつかって
それがクリアーになったり、全然出来なかったり。。
今まで登った事がなかったり登りたくなかったりしてた山に
真正面から登ってる気分。
結構きついけど、これが私の力になるって信じて最後までやりたいと思う。
んで、、今日はなんとミュージカルで泣いたんだよ。
自分でもビックリ。いつも歌が急に始まると
「なんで？」って思うことが多かったんだ。
でも本当に今回はナチュラルに流れたんだ、涙が。
見たミュージカルは、、、
「WICKED」！！！
知ってるかな？
いまNYで超人気で一番見るべきって言われてるミュージカルで、
いつもソールドアウト！
今回はワークショップの友達がキャンセル待ち狙いで
当日券（オーケストラピット１１０ドル！）をゲットしてくれて
運良く見れたんだ！
内容はというと、オズの魔法使いに出てくる２人の魔女の話。
いい魔女と悪い魔女がいるんだけど、実は２人は親友だったの。
悪い魔女の生い立ちから、二人の友情、そして何故悪い魔女は悪い魔女として
生きなくてはいけなくなったのか、そのいきさつが描かれているストーリー。
まずはGershwin Theatre。
とてもキレイでやや新しく、広く天井も高い。
シカゴのアンバサダー劇場とはちょっとっ違った雰囲気。
壁には歴代のミュージカルスターの古い写真がずらっと貼られていて
ニューヨークのミュージカルの歴史を感じれる。
中身は、、最高！
衣装もこれでもか!ってくらい何回も着替えるし、
その度にゴージャスでかわいいし見てるだけで楽しい。
悪い魔女の小さな頃からのコンプレックスを抱えた複雑な心境や二人の友情などが
素直に歌に乗っていて、心に響いてくるの。
全然歌ってる感じがしないんだよね。
演技も歌も抜群で全てがつながっていて、ほんとに素晴らしかった。
ラストは鳥肌ですよ、もう。迫力が違うもん。うるうる
誰とはなしにみんな席を立ちスタンディングオベイション
素敵な空間を肌で感じれてほんとに幸せだったな。
こんな女優さんになりたいです、はい。