三島由紀夫作
谷賢一演出
心の檻に住み慣れて、情熱を欲しながらも諦めを選び暮らす人間が、
起きること全てに激しく心揺さぶられ葛藤する、まさに「生」を生きる人間に触発され、
各々の道へ踏み出す。
美しい日本語の台詞、
皮がはがれていく赤裸々な大人たち、
密やかに散りばめられるエロティシズム。
三島由紀夫の世界に包まれながらの重厚な2時間20分(休憩あり)。
とにかく、醜さも含めて美しかったです。
「許す」という行為を通して、人間の本質に触れる作品だと感じました。
Japanese play”Shiroari no Su”
by Yukio Mishima
Soooo moved.