トリニティ・セラピスト早苗です。
夏至を通りすぎ、毎日少しずつ日が短くなっていきますね。
今年の夏至図は、いろんな要素はありつつも、先の投稿に書いたような、新旧の世代の葛藤でした。
蟹座というHome(拠り所)で、自分の人生で家族や仲間を大切にし、穏やかに幸せに生きることを体験した後、
私たちは次の獅子座のサインへ向かいます。
功成り名遂げる…我こそはここにあり!といった咆哮。
…まあ、若い男子の「いつかビッグになってやるぜ」的な匂いもありますが、
その本質は、この世に生を受け、育てられ、蟹座の暖かいHomeで愛情を受け成長した後は、
自分という存在の力試しに旅立つ…。
ヒーローズ(ヒロインズ)ジャーニーに代表される人類の普遍的な成長の流れです。
黄道12宮の12サインは、人間の生から死までの1サイクルそのもの。
春分点の『牡羊座』で、この世界に「個」としてオギャーと誕生し、
『牡牛座』で自分の肉体・五感を認識します。
赤ちゃんがハイハイするようになると、何でも手に触れる物を舐めるのと同じです。
『双子座』で、自分以外の他者とコミュニケーションすることで、
自分の要求を伝えることを学び、他者という存在を認識します。
そして『蟹座』の頃は幼稚園から小学校のように、
自分が安心できる場所「家」や、
無条件で自分を愛してくれる存在「家族」を知ります。
そして『獅子座』の季節を迎えると、
蟹座の世界「Home」の外側の世界、地域の他の学校や、TVの向こう側の世界があることを知り、
そこで自分という人間がいることを認められること、社会に参加することを望んで旅に出ます。
中学から高校卒業くらいの時。目の前に希望と夢しか無い時ですね。
そんな流れの中で、今は蟹座の季節。
梅雨時のお天気の中、外へのレジャーより、家でのんびりすることが増えるかと想います。
身近な友達とお互いの家や、近場のカフェでのんびりお茶したり…。
家族や、安らげる仲間…「ファミリー」を見つけ、関係を育む。そんなタイミングです。
昨日、海王星が逆行を始めました。
海王星は「夢」「イメージ」の星。
私たちがこれまで見続けてきた夢を、一度遡りましょう。
「今」見ている夢の「出発地点」は何処か?
それは今見ている夢の本質は何かと言うこと。
蟹座の暖かく守られた閉ざされた空間でゆっくりと振り返ってみてください(^_-)-☆
画像は蟹座ではなく、ズワイガニ~(笑)(*´▽`*)