
脚を引きずりながら完走を
果たそうとするランナー。
その勇気と根性に観衆は、
一等賞の拍手を送る。
嫌な仕事をやらされても
逆らえない正社員。
やりたい仕事を選べる
派遣スタッフ。
安定というお守りと、
自由に飛べる翼。
持つべきものは、され、
どちらか。
誰かを待っているから、その
場所へ行ける。
そして誰かがやってくるから、
その場所で待っていられる。
人はやっぱりひとりでは
生きてはいけないのだ。
過ぎ去っていく時間に
人が愛惜(あいせき)の
想いを抱くように、
私は去ろうとしている
この場所、人々のこと
を思うとたまらなく
淋しい。
すべてを体と心に刻み
つけたいのに、今この
瞬間のすみずみの美しさ
にとても追いつかない。
静寂が辺りを包み
ひとあしごとに私は
明日に近づき
心は昨日に連れもどされる
まちがった角を曲がり、
まちいがった選択をしたの
だろうか
答えなんてないのに
後悔してしまいそうになる
踏み出したこの道が
どこへ続くか
今は
深く考えないようにして
深緑のベールを薄く
一枚ずつ剥ぐように
深緑の夕暮れの奥へと
分け入る
まだ一度も起こしたことの
ない行動を
なかなか油断できない
んですけれど、相手がまず
清純派が好きか、不良が好き
か、ではどっちで決めるか、
これぐらいなことはまず最初
にわかっていた方がいいかも。
ずばり口説かれたときに、す
んなりO・Kするか、それとも
ちょっとためらってみせるか、
これくらいの芝居っ気もむろん
相手に合わせるということで
必要かもしれない。
にしても出会いと別れのキメ
方で、重い女はだめということ。
重いとういうのは、出会いと別れ
のときにべったりと女らしさの
重量を感じさせる女で、男が
最も嫌うタイプです。
この重いということは、イコール
女っぽいということにもなるので、
どこかで魅力にすりかわる場合
もあるとは思うのですけれど、
このへんがあんまりだと男は
冷めてしまう。
素敵なのは男の想像力を
かきたてる女。
例えば、お酒の酔い方、化粧
にしても、いつもワンパターン
にしない。会話にしても打てば
響いて相槌を打つ、打つけれ
ども相手のいうこともきちんと
聞く。
他に、油断できない女、たえず
新しい面をみせる女、生活の
匂いがしない女、どこか一箇所
つなぎとめられないような女とい
のも、たしかに魅力的。
あなたらしいナチュラルな
色っぽさというのが最後の決め
手じゃないかな。
「人間の生まれの違いから
くる幸、不幸。
そのハンディキャップを考え
るとき、出だしが不幸だった
ことを私は全然恨んでいな
い」
華やかなファションの世界
で大成功をおさめたココ・
シャネル。
ジャン・コクトーやピカソと
いった数多くの才人との交友、
ウェストンミンスター公との
恋愛など華麗な人生を送った
事で知られる。
しかしファッションの原点は、
生涯ひた隠しにした「孤児院
での生活」にあった。
孤児院で足掛け7年を過ごし、
18歳になったシャネルは、
ムーランの仕立屋に落ち着く。
孤児院でシスターから厳しく
仕込まれた手仕事の刺繍・
縫い物、ミシン掛けは得意
だった。
夜はアルバイトで
ミュージックホール、「ラ・
ロトンド」の舞台に立った。
「ココ」という愛称は、彼女が
歌った「ココを見たのは誰?」
からつけれたニックネームと
いわれている。
1903年、シャネルが20歳の
とき、運命の転機が訪れた。
乗馬服の修理に訪れた青年
将校エチエンヌ・バルサンが
清潔感のあるシャネルに一目
惚れし、求愛したのである。
上流社会の出身でありバル
サンは兵役を終えると、「一緒
に暮らそう」と彼女を連れ出し、
ムーランの田舎からパリ郊外
のコンピエーニューの森に
ほど近い、ロワイヤリユーの
大邸宅の彼女を囲う。
シャネルは男運がよかった。
運も実力のうちである
私は立ち上がり、扉に向か
って、歩いてゆく。扉の向
こうに、闇がある。
闇のなかに、人生がある。
なぜ泣くの?なぜ泣くの?
生きているからよ。生きて
いくからよ。
「泣かないで」と私に声を
かけながら。「いい子だから、
もう泣かないで」と。
忘れないように
息を止めて
忘れないように
君を見た
この時と
今のこと
波と海
地球は青い真珠で
白く雲のマーブル模様
時間を忘れて
時間を失くして
僕たちが こうしていること
いたこと
あれはただそれだけで
そのものだった
「あれかこれかとなったら
マイナスを選ぶんだ。
これをやったら死ぬ、と
いう方に進むんだよ」
/ 岡本太郎
これはあの瀬戸内寂聴
さんに言った言葉だ。
寂聴さんのその後の人生を
決めた一言として有名。
この内容は若者たちや、僧侶た
ちの講演会でもお話しをされ衝
撃を与えた。
マイナスや死を選ぶという言葉の
真意は、安住するなということだ。
⇒墓穴をほる(意
それまでの自分など振り捨てて
しまえ、そうすれば緊張感が生ま
れ、生きる根源的なエネルギー
が噴出してる、と。
岡本太郎は決して向こう見ずな
蛮勇の人ではなく、むしろデリケ
ートな人だ。
人が迷いやすい弱いものだと
知っているかこそ、岐路に立った
時に易きに、流れず、
自分を追い込むとを原則にして
いた。
逆境が人格をつくる。
レフ・トルストイ(小説家)
もう、イヤといほど味わった
なんの不満もない環境の中では、
人は心身ともに退化することが
アメリカ大学の心理学テストで
立証されてます。
劣悪な環境の中で、知恵を絞り、
状況を変えようとする努力する
ところに進歩があります。
その意味で現状が厳しくなえて
しまいそうであっても、
必ずやそれが役立ち、
大輪の花が咲くのです。『不満があるのは、
進歩できる証拠』
逆境が人格をつくる。
レフ・トルストイ(小説家)
もう、イヤといほど味わった
なんの不満もない環境の中では、
人は心身ともに退化することが
アメリカ大学の心理学テストで
立証されてます。
劣悪な環境の中で、知恵を絞り、
状況を変えようとする努力する
ところに進歩があります。
その意味で現状が厳しくなえて
しまいそうであっても、
必ずやそれが役立ち、
大輪の花が咲くのです。