佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

歯を食いしばっている人には、神さまが味方する

2024-07-25 12:12:32 | 日記

 

同じ言葉に出会っても、
「そんなことは、わかって
いる。当たり前のことだ」
と、
なんにも感じない人もい
ます。

大きな事を心に抱いている
人は、なんでもないひとこと
に何かを感じることができる
のです。

追いつめられて、歯を食いし
ばっている人は,
なんでもないひとことに、涙が
あふれるのです。

同じ人でも、前に読んだとき
は、なんとも思わなかった言葉
が、ずしりと心に突き刺さって
くることもあります。

それは、読んだ人が成長した
ということなのです。

 


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「どうしてなの」

2024-07-25 12:10:01 | 日記

 

人は
相手の自分に似ているとこ
ろ 好きなところを
選択的に見て近づき
似てないところ 嫌いなとこ
ろを
選択的に見て 離れていく

どちらの時も相手は同じだ
ったのに

好きになるために自分をだまし
嫌いになるために自分をだまし
ている

恋をしないように努めることも
できるし
恋をするように自分をしむける
こともできる

そのことがわかっていて
どうして

 


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男の躰

2024-07-25 12:08:24 | 日記

 

もの言わぬ男の肩の 
大きくて叩きやすくて 

ときおり叩く

言葉にするにはもどかしい 
ような、「慕わしさ」 
「頼もしさ」「懐かしさ」を、 
少女のような少し甘えた口調が、 
聞こえてきそうだ。 

 

 


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『そば屋の客のたのしみ』

2024-07-25 12:07:03 | 日記

 

心如水。こころみずのごとし。

はたちそこそこの若さで没した
非運の将軍、十四代徳川家茂が
好んでこの言葉を書にしたため
た。

ソバ屋でよりよく憩うための
極意は、この心如水にある。

駅ソバだろうと名店の絶品だろう
と、きちんと味わう。これこそが、
客にとっての極楽であり、

同時に、店の雰囲気をうるおす
空気になって、それがめぐって
店への恩返しとなる。

小諸駅構内には、そんな景色が
昔あった。

ソバの薫りは繊細だ。そば屋で
は、きつく匂う話題は避けたい。

なま臭い色恋の修羅話、うさん
臭い商談、キナ臭い口論は、禁煙
席より徹底して廃すべきだ。

店に行ったら、つとめて自然体
で背景に溶け込む。そこから、
じわじわ憩いが醸し出される。

憩うとは、結局、シンクロナイズ
である。ソバ屋は、個々のバイオ
リズムにぴったり対応できるほど、
充分な数があり多彩だ。

持ち駒は多ければ多いほど、町ぐら
しのフットワークは軽やかになる。

ソバ屋は、すこぶる頼れるピットイン
になる。 

 


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「シンプルでストレートな・・・」

2024-07-25 12:05:27 | 日記

 

好きだからいっしょにいる。 
それが始まりで終わりなの 
かもしれない、と思った。 

そのシンプルさがうれしか 
った。そのストレートさが 
強さだった。

 


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原色の世界

2024-07-25 12:04:11 | 日記

 

目を開けると、窓の外には、く 
すんだ大阪の空が広がっていた 
けれど、彼に抱かれて目を閉じ 
れば、わたしは容易に「原色 
の世界」に飛び込んでゆくこと 
ができた。 

けれども、旅には始まりと、終 
わりがある。 

恋も同じだ。 

情事はもちろんのこと。 
そう、つまるところ、人生も 
同じなのだ。 

それは始まって、必ず終わる。 
例外はない。 


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「シャボン玉」

2024-07-25 12:02:47 | 日記

 

初めてのキス、初めてのデート、シャ 
ボン玉のようにふわふわ飛んで、空中 
でばちんと弾ける、そんな片思いの 
恋をいくつか経たあと、 

わたしはまるで巻き込まれるように、 
苦しい恋に落ちた。 

それは、手探りで進むしかない 
真っ暗な闇の谷底に、真っ逆さまに 
堕ちてゆくような恋だった。 

どうしようもなかった。


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