パソコン教室の仲間に須藤先生と言う方がいます。
毎日私たちに健康知識を教えてくれます。
須藤先生からご了解を頂いたので、時々皆様にもお伝えしていきたいと思います。
今回は私たちのぜい肉、違った!筋肉についてのお話です~
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筋肉の量と質が人間の若さの目安になります。
筋肉には「赤い筋肉」と「白い筋肉」があります。
聞いたことのある方はけっこういるかもしれませんね。
どういう違いがあるのでしょうか。
「赤い筋肉」はなぜ赤い色をしているかというと、血液がたくさん流れているからです。
ということは血液からの栄養をもらいやすいことになります。
血液は食物からの「栄養」と呼吸からの「酸素」を運んでくれます。
運動をすることで鍛えられる筋肉ですが「赤い筋肉」は運動中も酸素を取り入れることのできる筋肉なのです。
つまり、「有酸素運動」で活性化される筋肉ということです。
「白い筋肉」は逆に血流が少ないですから酸素を補給しにくい筋肉です。
つまり「無酸素運動」で活性化することになります。
しかし、無酸素の状態で10分も1時間も運動はできませんよね。
短時間で爆発的な運動で養われる筋肉ということになります。
この赤と白の筋肉はそれぞれ役割があり、体の中の場所も違います。
◎「赤い筋肉」=赤筋、遅筋、インナーマッスルなどと呼ばれ酸素を取り入れながら行う運動、
マラソンなどの選手がよく発達している筋肉です。
お腹の奥底にあります。
特徴として持続力に優れ疲れにくい性質を持っていますがパワーはありません。
鍛えると小さく引き締まる筋肉で内臓脂肪をエネルギー源として消費してくれます。だからマラソン選手に太っている人ってあまり見ませんよね。
◎「白い筋肉」=白筋、速筋、アウターマッスルと呼ばれる体の表面に近い部分にあります。
力強く俊敏な筋肉で酸素を必要としません。
短距離やウェイトリフティングの選手にはこの筋肉が必要です。
鍛えると筋肥大をお越し大きくなります。筋肉モリモリのマッチョな体つきになります。
どちらも必要な筋肉ですが健康のことを考えると「赤い筋肉」を増やせば内臓脂肪が減りますから有利ということになりますね。
最近「有酸素運動」がやたらと叫ばれるのはこういった理由があったのですね。
健康知識:「赤い筋肉」を増やして内臓脂肪を減らそう!